1998年9月23日発売
SUPER SOUL SONICSSUPER SOUL SONICS
札幌出身の20代後半デュオ、SUPER SOUL SONICSのデビュー・アルバム。ミスチルとかいろんな先達の影が見え隠れする今時のボーイズ・ロックだ。ボーイズと呼ぶには二人ともオトナの歳だが、何か印象が幼いのだ。頑張れ男の子! って感じ。
Devil's Own [mix No.4]Devil's Own [mix No.4]
あまりにもオアシスでシャーラタンズなので、みんな様子見してるみたいだけど、バンドの実力はかなりのレベル。メロディのセンス、甘いのに男らしいヴォーカルなど、聴きどころはある。ギター・バンド冬の時代なだけに、長い目で見よう。
霧のカレリア霧のカレリア
スウェディッシュ・ポップの元祖(?)ボー・ウインバーグ率いるスプートニクスのコンピレーション。今さら紹介するまでもない北欧産エレキ・インストの王者だが、あのギターの音色はまさに画期的な発明だった。結成40周年を迎えた現役。
One Love/Hiromi SanoOne Love/Hiromi Sano
男性です、念のため。ミュージシャン生活31年の大ベテランで、サックスやクラリネットなどをあやつるマルチ・プレイヤー。初のリーダー・アルバムは全曲オリジナルで、ジャズあり、童謡のようなやさしいメロディあり、とバラエティ豊か。なごみます。
デューク&ミンガスデューク&ミンガス
タイトル通りのエリントン&ミンガス集。普通トリオではちょっと取り組みづらい対象だが、そこはさすが楽器の機能を知り尽くしている藤原清登だけに、雄弁なベースにものをいわせて壮大なエリントン&ミンガス・ワールドを完成させた。刺激的な演奏。★