1998年9月発売
シューベルト:弦楽五重奏曲シューベルト:弦楽五重奏曲
ロシア最高の弦楽四重奏団として、結成以来50年にわたって活動してきたボロディン弦楽四重奏団が、シューベルト最晩年の「D.956」を収録。円熟の、絶妙なアンサンブルに支えられた見事な演奏。シューベルトならではの抒情と激情が鮮やかに描きだされている。
ブラームス:弦楽四重奏曲第1番&第3番ブラームス:弦楽四重奏曲第1番&第3番
ボロディンSQのブラームスは、かなり硬派な演奏だといえよう。どんなロマンティックな表現でも、甘ったるくならず、芯の強さを残している。第1ヴァイオリンのコペリマンがリードして、かっちりとした堅目のブラームスを表現している。
戦争/ビーバー:作品集戦争/ビーバー:作品集
アーノンクールと彼の古楽器集団の組み合わせによる演奏の特質が、最も端的かつ効果的に発揮された記録であり、今後どんな新録が出てきても色褪せることのないエヴァーグリーン・ディスク。68年の録音だが、古楽器の特長をよく理解したウェル・バランス。
新世界ーIt’s a new新世界ーIt’s a new
ついに三十路を迎えてしまったマツボウの新作。作り上げたヴァーチャルな世界は一分のスキもなく、異界人をニヤリとスマイル見せながら演じる松岡がクール。計り知れない壮大な宇宙の下で、ゴチャゴチャ動くヒト科オスメスの滑稽さと儚さを見た。