1998年9月発売
デスティニーデスティニー
いきなり10分を超える表題曲で幕を開けるという大胆さの通算第7作。いわゆる正統派ヘヴィ・メタルの作品としては最高レベルに近いスケール感と完成度を誇っているが、問題はこの作品にバンドのカリスマ性と品格がどれだけ追いつけるかだろう。
アット・ジ・エンド・オブ・ザ・デイアット・ジ・エンド・オブ・ザ・デイ
プログレッシヴにしてポップ、深刻にして楽観的。そんな音楽が成立し得るのを証明する4人組の第5作。“ビートルズとメタリカとラッシュの間のどこか”とでもいうべき宇宙的な広がりと重厚さを持つサウンドが快感。兄貴分キングスXもよろしく。★