1999年1月発売
sometime somewheresometime somewhere
レコード会社を移籍し発表した、rough laughの復活第1弾となるマキシ・シングル。ノスタルジックなメロディと、心の琴線に触れるピアノやヴォイオリンの旋律など、rough laughの持ち味を1曲の中にすべて詰め込んだ、最も彼ららしい素敵な楽曲集だ。
アンナチュラル・セレクションアンナチュラル・セレクション
86年のデビュー以来、紆余曲折を経ながらメタル道を突き進んできた米国産5人組の第7作。前作で往年のスラッシュ・サウンドを取り戻した彼らだが、今作ではメタリックなエッジを残しつつも、今風のグルーヴを強調。シンガーのうまさは変わらず強力。
ティラノザウルス・レックス登場!!ティラノザウルス・レックス登場!!
68年に発表されたティラノザウルス・レックスのデビュー盤。弱冠20歳のトニー・ヴィスコンティのプロデュースで、英国古謡や中近東音楽やインド音楽などの語法をドラッグ・カルチャーの文脈で利用したエスノ風味のサイケデリックなフォーク・ロック。
神秘の覇者神秘の覇者
実はこれはT・レックスの作品ではない。と、テイチク・レコードにいちゃもんをつけたいわけではなく、本作は正しくは「ティラノザウルス・レックス」というバンドの作品。68年に発表されたが、日本では殆ど評価されなかった。不思議な幻想の世界。
ユニコーンユニコーン
1969年5月にリリースされたサード・アルバム。前二作の中世叙事詩を思わせる世界もたしかにいいが、快いトランスを与えてくれる点ではT.レックスも含めたマーク・ボランの全作中最も魅力的なアルバムだ。魔法の音が泳いでいる。