1999年2月24日発売
ヒーリング・ゴスペル2ヒーリング・ゴスペル2
好評のシリーズ第2弾。純然たるゴスペルは少なく、ゴスペルをに基盤を持つシンガーによるポップス、あるいはゴスペルでもモダンでポップな曲が殆どなので、構えずに聴くことができる。信念、信仰に裏打ちされた力強い歌は確かにヒーリング効果あり。
ジュリエット・レターズジュリエット・レターズ
全曲バックは弦楽四重奏のみ、毎度のことながらまたやってくれましたねえという感じの新作。ただ正直な所はパーカーの「ウィズ・ストリングス」を初めて聴いた時のような複雑な気分。むしろ彼の手による何かの映画音楽と考えた方がこだわりなく楽しめるかも。
ブルータル・ユースブルータル・ユース
聴く前から昔に戻ったと騒がれていたけれど、こりゃ、確かに若々しい音作りだ。タイトルに偽りなし、か。ブロドスキー・カルテットと作ったアルバムが前作にあったからこそ、ここで歌われる若さには説得力がある。久しぶりに愛聴したくなった。
コジャック・ヴァラエティコジャック・ヴァラエティ
サントラなどでごく一部が紹介されていた全曲カヴァーといういわば“企画物”。かつて全篇こてこてのカントリー・アルバムを作った人だけに今さら驚きはしないが、ブルースからバカラックまで、多岐に広がる選曲と、つむじ曲がりなアレンジにこの人らしさが。
ジャグド・リトル・ピルジャグド・リトル・ピル
最近では、オール・ヌードのビデオ・クリップで度胆を抜いてくれた、個性派女性ヴォーカリストの記念すべきデビュー作、96年発表。グラミー賞最優秀アルバム受賞作品の低価格再発盤。