1999年2月24日発売
先頃、初来日公園を果たしたカナダの5人組。日本未発売のナンバーやライヴ録音などレアな音源を収録したEP盤。ダフィーとの共作(2)(5)をはじめ、メロディアスな楽曲を骨太なタッチで演奏。豪快なギター・サウンドが好きな人なら気に入るはず。
イギリスでメキメキと評価を上げているとの噂は聞いていたが、やはりデイヴィスは、それまでの掴みどころのない指揮者から、一皮も二皮も剥けたようだ。このヤナーチェクで聴かせるシャープな切れ味や熱い表現などは、まるで別人のよう。ブレイクするかもね。
楽譜やデータFD添付などでも話題を呼んだ教授WP移籍第1弾の通常盤。即興的にモチーフをためていき、数々のスケッチから選んだというピアノ・ソロ・アルバムは、なるほど“ピアニスト”坂本龍一を納得させるものばかり。まだまだ“現役”は伊達じゃない。
デビュー・シングルから「ブレイン・シチュー/ジェイディッド」まで7枚のシングルをボックス化。シングルならではの未発表ライヴやアルバム未収録トラックが満載。ジャケットも楽しめるコレクター・アイテム。
「無言坂」「すき」「浮雲」などのヒットでおなじみの香西かおりの“歌カラ”ベスト・セレクション。[1]は歌入りで。[2]は[1]と同じ内容のカラオケ盤というカラオケ・ファン必携の一枚。馬場良氏のアレンジが光る一枚。
シアトルのサブ・ポップ・レーベルを代表する存在ともいえる、カレッジ/オルタナ・シーンのカリスマ。このサード・アルバムは再結成してのもの。メランコリックで重心の低いヘヴィなサウンドは、セバドー、R.E.M.ファンをがっちりキャッチしそう。
過熱するジャパニーズR&Bのなかで、最近めきめきと台頭しつつあるSugar Soul。今回のファーストにはDJ HASEBE、DJ WATARAI、浅田祐介、大沢伸一といったクラブ系のクリエイターを起用して、エモーショナルな歌を聴かせてくれる。
大ヒットした(1)を録り直し3つの新曲も入ったベスト盤。ケルト音楽のメロディも入ったストリートの歌だと思うが、けっこう音は垢抜けている。だからこそ一般民衆とともにあるポピュラー音楽かもしれないが、個人的には物足りなさも。(17)(18)は日本盤のみ。
スルタノフが第1位となった1989年のヴァン・クライバーン・コンクール準本選でのライヴ演奏。当時、彼は19歳、躍動感、突進するドライヴ感が聴きもの。演奏全体に若さのもつ魅力が満ちあふれ、それゆえの物足りなさがあるのもまた、当然である。