1999年4月発売
収録曲について解説するなど、歌に込められた主張に全神経を注いでいたとみえる2ndアルバム(65年発売)。当時のフォーク・ムーヴメントへの影響力は、多大なものがあったに違いない。
ジャンル
自分のグループ“フレリー慧星”を率いて活動を再開した元キッスのギタリスト。エディ・クレイマーのプロデュースによる引き締ったサウンドと、アントン・フィグの華麗なドラムスが、この慧星を荒涼としたハード・ロックの宇宙から救い出している。
タイトル通りライブ4曲とスタジオ・テイク1曲を収録したミニ・アルバム。キッスという亡霊から解放され我が道を行くA・フレーリーのパフォーマンスはすべてにシンプルかつ骨太なR&Rスピリットが溢れる。そこには、素顔の熟年ロック・スターの姿がある。
ソロでは久しぶりの2枚目だが、フレイリーズ・コメット名義の2作を含めれば通算4枚目の新作。(4)は何故か本家KISSの最新シングルと同じ曲。(2)はジェフ・リンの曲。旧友ピーター・クリスやスキッド・ロウのメンバーらが参加して場を盛り上げている。
アトランタ出身の三人組によるファースト。グルーヴどっしりのポジティヴ・ロックは恐怖の大王を撃墜してくれそうな勢い。切れのいいギターにポップなコーラス、もちろんメロも文句なし。共同プロデュースはジェイソン・フォークナーを手掛けたジム・エバート。★
ヒロト作の(1)の“オレの短い導火線”“テロリスト”“ハイジャック”“有罪”、マーシー作の(2)“もううんざりだよ”“即死でたのむぜ”といった単語の選択だけ見ても、ザ・ハイロウズというよりいっそブルーハーツ初期にでも立ち返ったかのような痛快パンキッシュな新曲。
女性シンガーを擁するフィンランド出身の5人組によるセカンド。ルーツである暗黒面をわずかに残しつつ、よりドラマ性とメロディを強調したクラシカルなハード・ロック音像が、オペラティックなソプラノと絡むさまは実に個性的。クセになるバンドだ。
北欧出身メロディック・デスのセカンド作。叙情的メロディとスピーディな曲構成はアイアン・メイデン+イングヴェイ・マルムスティーン的な印象を受ける。VOは、そうヴェノムだろうか。静と動とのコントラストも絶妙で、それが彼らならではの瞬間芸だ。
ジャンル
ラッパーとして、DJとして、ファッション・リーダーとして、さまざまな角度から日本のヒップホップ・シーンに貢献してきたMUROのメジャー・デビュー盤。都会的で洗練されたトラックとスタイリッシュなラップは幅広い層にアピールするはず。