1999年5月21日発売
圭子の夢は夜ひらく 藤 圭子★HIT COLLECTION圭子の夢は夜ひらく 藤 圭子★HIT COLLECTION
やっぱり出ました、宇多田ヒカルのお母さんのヒット曲集。藤が69年にデビューして大ブームを起こしたのが17歳。そして、“十五 十六 十七と 私の人生暗かった”の歌声が日本中をドッと暗く荒んだ気持ちにさせた怨歌のパワーが、いま蘇ってくる。
Time To DieTime To Die
注目のハード・ロック・バンドの7月リリース予定のサードからの先行ミニ・アルバム。様式美路線のメロディアスな楽曲は、ファンには期待通りのはずだが、テク抜群のギタリストに対し、ここにきてヴォーカルの弱さが目立ってしまったのは何とも残念……。
BURNING BRIDGESBURNING BRIDGES
スウェーデン産メロディック&ブルータルなメタル・バンドのサード。彼らの最大の武器は何といっても流麗なツイン・リードだが、今作ではその劇的さがこれまで以上に激烈な楽曲へとうまく組み込まれたとの印象だ。何と(9)はヨーロッパのカヴァー。★
COLONYCOLONY
イエスパー・ストロムブラード(g)率いる彼らは北欧メロディック・デスの代表格。4作目を数える本新作でも、そんな彼らの充実ぶりが際立ち、哀愁を帯びた旋律やピアノ、ハモンド・オルガンを導入した多様性が力強いメタルへと違和感なく同居している。