1999年6月9日発売
未体験ゾーン未体験ゾーン
ヒップホップとハードコアのミクスチャー路線を進むバンドの中でも、先頭を走るのがこの山嵐。演奏がしっかりしてるし、キャッチーなリフ作りのセンスもあり。日本語のメッセージに絞った歌詞にも男気あり。MCがもうちょいパワフルならなお良し。
スプーンスプーン
ショーン・レノンもギターやボンゴで参加しているチボ・マットのマキシ・シングル。70年代モンド・テイストも加えた曲作りは、最近のアダルト向けJポップ・ファンにズバリはまりそう。ラテンやプログレ風の味付けによる別ヴァージョンはややマニア向けかも?
ウェイ・ビヨンド・ブルーウェイ・ビヨンド・ブルー
キュートなウィスパー・ヴォイスの女性シンガー、セリーズ嬢率いる南ウェールズ出身の注目バンド、カタトニアの初フル・アルバム。ドリーミーなメロディとサウンドの非現実的なポップ感は、今のイギリスでは異色で、この個性がどう評価されるか楽しみ。
スカー・ティッシュスカー・ティッシュ
ジョン・フルシアンテの復帰も話題の新作『カリフォルニケイション』からのファースト・シングル。アルバムのなかでも印象的なメロディアスな曲のうちのひとつで、しんみりとじっくりと聴かせるミディアム調のいい曲だ。(3)はアルバム未収録。