1999年6月発売
リッキー・マーティン 〜ヒア・アイ・アム〜リッキー・マーティン 〜ヒア・アイ・アム〜
初の英語アルバムとなる5th。昨年、W杯のテーマ曲「カップ・オブ・ライフ」が大ヒット、ラテンの貴公子からワールドワイド・ポップスのプリンスへと華麗なる変身を遂げた彼が放つ渾身の一撃である。(5)ではマドンナ、(7)ではメイヤとデュエットを披露。
クライテリア・フォー・ア・ブラック・ウィドウクライテリア・フォー・ア・ブラック・ウィドウ
カナダ産パワー・メタラーの約2年ぶりとなる第7作。初期メンバーが復帰したことで往年のスラッシュ路線に原点回帰し、複雑でテクニカルながらも、あくまでアグレッシヴなスタイルが見事に甦っている。過去のレパートリーの続編的ナンバーも収録。★
ノー・リワードノー・リワード
ニューヨーク出身の4人組バンド、BTJのデビュー作。そのサウンドは今時珍しいほどストレートなパンク/ロックンロール・バンドで、キャッチーなポップ・メロディが印象的だ。しかしパンクの身上である今のNYのストリートの匂いが皆無なのは?
ユー・アー・ノット・アローンユー・アー・ノット・アローン
前作から約10ヶ月というハイペースで完成させた、N.Y.出身の4人組の2作目。パンクからの影響を強く感じさせる、粗削りなR&Rを聴かせてくれるバンドだが、曲は意外とポップな感触を持ったナンバーが多く、ユニークな個性を大いに発揮している。
PROJECTORPROJECTOR
北欧メロディック・デス最大の出世頭である彼らの4作目。メロディアス指向はさらに強まり、voも表現力を全面に打ち出したノーマル・タイプへと変化。ブルータルーな彼らが好きとのコアなファンはもの足りなさを覚えるかも。貫禄漂う作品で僕は満足だが。