音楽むすび | 1999年6月発売

ラルク初のソフトなバラード・シングル。穏やかで切ない旋律と柔らかな歌を、ストリングスの流麗な調べが壮大な物語へと響かせる。カップリングは、バンド内のリミックスを担当するドラムのyukihiroによるインダストリアルな編曲によるゴス系ナンバー。★

どちらかというとマイナー調の、彼にしては珍しいのではと思えるちょっと歌謡曲チックな曲調の作品。もっとも、アレンジは変わることない槙原テイストだが。カップリングに英語ヴァージョンを入れるのも、彼ならでは。詞の発想も槙原らしい。

リミックスとリマスタリングで再び蘇った名曲揃いのベスト・アルバム。20代後半〜30代のファンは、全曲懐かしさで胸を熱くし、近頃のドラマ主題歌で(4)を初めて聴いた世代は、解散して8年という年月を感じさせない楽曲完成度に圧倒させられるだろう。★

今や世界のトップ・レベルで活躍する日本人ハウス・クリエイターのファースト・アルバム。2枚のCDに分かれた初回限定盤もあったけれど、こちらは1枚CD仕様の通常盤。静と動の間をダイナミックに動くイマジネーション・トリップにレッツ・ゴーだ。

今さら説明するまでもないスーパースターの文字通り(売り上げも)グレイテストなベスト集。さぞかし錚々たるヒット曲が並んでいるかと思いきや(実際そうではあるけど)、篠原ともえとのデュエット・ナンバーも入っていたりするのが何ともおチャメ。