1999年6月発売
ミーのカーミーのカー
前回のメジャー第1弾で絶賛を浴びたゆらゆら帝国の2作目。ヴェルヴェッツを彷彿とさせる枯れたロック・サウンドは、独特のドライヴ感を携えている。「ミーのカー」のなんと25分以上もあるロング・ヴァージョンなど、彼らの目いっぱいの演奏がいい。
solitudesolitude
ウマイね、おい。ニクイね、この。琴線くすぐりまくりのメロに、ツボ押えまくりの詞とサウンド。すべてのタイアップの付いたシングル曲が5曲収録というのもファン感涙だけど、他の曲も一切遜色なし。まさにアルバム・アーティストの職人芸。
best of yt cover trabest of yt cover tra
オリジナル・アルバムに1〜2曲収められているカヴァーはファンには楽しみだったが、これは2枚に分けて収められたカヴァー曲を集めたコンピレーション。1集目にはニール・ヤングやバート・バカラック、ランディ・ニューマンを収録。ニールものは新録も。
ベンチャーズ・プレイ・ランナウェイベンチャーズ・プレイ・ランナウェイ
今や日本の夏の風物詩となったベンチャーズの日本縦断ツアー。99年も全国80ヵ所をツアー中。本作はバンド結成40周年記念アルバム。インストではなく全曲ヴォーカル入りがウリ。オリジナル以外にデル・シャノン、プレスリー、ビートルズほかの曲もカヴァー。
ベンチャーズ・スペース 2001ベンチャーズ・スペース 2001
タイトル通りの選曲、サウンド・アレンジで、60年代の名作『In Space』の再来だ! とファンはいやがおうにもうれしくなってしまう快作。結成40周年なんていう冠を忘れてしまうほど、彼らの演奏は無邪気な楽しさであふれている。そこが魅力!
ベンチャーズ歌謡大全 ベンチャーズ・トリビュートベンチャーズ歌謡大全 ベンチャーズ・トリビュート
これはありがたい。ベンチャーズが日本の歌謡界に提供した作品の数々をオリジナル音源で集めた好盤。しかもレーベルを越えてのもの。鈴木幸治の「風が笑う」や辺見マリの「港のひなげし」の他ダイヤオ、リウジエ、チャンチェンなど貴重度も高し。