2000年3月発売
シャドウズシャドウズ
バーツは晩成型なのだろう。深みのある表現、肩の力を抜いた音色が段々よくなってきていると思う。それにこのピアノ・トリオの起用が大正解だ。3人とも大注目株。ベテランと若手が理想的な共演を見せている。都会にさりげなく咲いた花のようなジャズ。
ブルー・バードブルー・バード
2年ほど前、NYでチャールズ・マクファーソンのライヴを見たが、まだまだ元気にがんばっていて嬉しかった。これは88年の録音だが、ここでもスタンダードとパーカーの曲を元気いっぱい吹いている。パイクのヴァイブもコリコリとしていていい。
Keys To The CountryKeys To The Country
かつてラスト・ショウでエイモス・ギャレットとギター・バトルを展開した徳武弘文の最新ソロ・アルバム。NHK連続ドラマ『ご就職』の主題歌のほか、「ピーター・ガン」などカヴァー曲も。
2台のピアノによるワーグナー2台のピアノによるワーグナー
珍しいレパートリーを発掘して高水準な演奏を聴かせる永井・アシャツのコンビが、レーガー編曲によるワーグナーの名曲を紹介。見事な編曲で、2台のピアノとは思えぬ分厚い音楽が響きわたる。