2000年発売
ジャンル
エリック・クラプトンが全面的にプロデュースを手がけた本作。彼の新曲「アイ・ゲット・ロスト」のテーマがさまざまなバリエーションでちりばめられており、その力量を改めて感じさせる。離婚の危機に直面した夫婦の心情と見事に溶け込んでいるのは自身経験者だからか?
20世紀を彩ったヒット曲を集めたオムニバス。80年代、90年代の曲を中心に、ディープ・パープルの(3)、ドゥービーの(5)など70年代の楽曲も収録。ユニークなのは最後(17)の『燃えよドラゴン』のテーマ曲。聴き終えた後、映画が観たくなってしまった。
早くも登場した2000年上半期の目玉、要注意6人組のメジャー・デビュー盤である。ヒップホップに大きく傾いた怒濤の雑種ロック・サウンドは一聴にて貴方をトリコにするはず。インディーズ時代の代表曲+キャプテン・ファンクらによるリミックスを収録。★
小泉今日子に提供した「優しい雨」の作者として知られる鈴木祥子のニュー・マキシ・シングル。70年代ソウル・ミュージック的な、温かいアレンジが印象的な曲だ。(2)は一人多重録音で作られた、スウィートな曲。じわじわと滲みてくる名曲だ。
ヴェンダース映画の影響もあって、老ミュージシャンぞろいというイメージを与えるが、こちらがカヴァーする世代は広い。シエラ・マエストラのリーダーでもあるフアン・デ・マルコスの采配には、キューバ音楽の現在と未来を担わんとする心意気がくっきり。
「テイク・ア・ピクチャー」を8ヴァージョン、さらに「ウェルカム・トゥ・ザ・フォールド」を3ヴァージョンと、二大ヒット・シングルのリミックスを1枚にまとめた初来日公演記念の企画作品。何でもプレス限定だそうで、ファンはレコード店に急げ!
パソコン用のCD-ROMに自然の風景や動物などばかりを扱うレーベルがあって、相当数を出している。フィンランディアのこの北欧シリーズもそれによく似ている。聴いている(見ている)だけで心が穏やかに安らぐ。この2つセットで売ればいいかも?!
フィンランドの作曲家による森や樹をテーマにした作品を集めたアルバム。おなじみシベリウスの曲から、合唱やジャズ風の曲もあって、バラエティに富む。各曲についての解説はないが、ただじっと耳を傾けることが音楽の最良の悦びだと教えてくれるようだ。
スキーを音楽と結びつけるとするとユーミンとかtrfしか出てこない貧弱な発想の私にアッパーカットをくれたCDです。白銀の世界で聴きたいというよりも、暖炉の焚かれた部屋で北欧情緒を堪能するのにオススメ。北欧の旋律ってなんて透明なんでしょう。