音楽むすび | 2001年4月25日発売

TV番組の準レギュラーで活躍する一方、Swe Beとしてインディーズでも活動を始めるなど、各方面から注目の和田琢磨がついにソロ・デビュー。作詞作曲もこなす多彩ぶりが大きな魅力。

元オフコースの鈴木康博のベスト・アルバム。ソロとなった83年から2000年までの彼の代表曲をセレクトした本作は、ホームページ上でのリクエストで上位10曲を新録音したものだ。

協奏曲を室内楽版に編曲した好評シリーズの第2弾。今回はベートーヴェンの作品を見事にアレンジ。オリジナルを凌ぐ溌剌とした躍動感にあふれる演奏を披露している。

日本屈指のチェリストが久々の協奏曲録音に挑んだ。赤津率いる新進の古楽オーケストラによる伴奏が彼の魅力をさらに引き出し、驚くほどヴォルテージの高い充実した独奏を繰り広げている。

《バッハ・オルガン曲シリーズ》の第2弾は、クラヴィア練習曲集の第3部を成す「ドイツ・オルガン・ミサ」。定旋律の原曲となったコラールを同時収録した興味深いアルバムだ。

97年にケン・イシイの推薦でリミキサーとしてデビューした、京都在住のエレクトロニック・アーティストのサード・アルバム。音響系やジャズ、テクノ・フィールドにアプローチする世界を展開。

2000年11月にリリースしたアルバム『SONGS OF THE SIREN』が好調な彼らのニュー・マキシ。タイトル曲は、アルバムの中でも異色のポップなダンス・チューンだ。

今井了介、森俊彦、田中知之といった気鋭のプロデューサーの手によるリミックス・アルバム。常に完成度の高いサウンドを届けてくれるキリンジの曲が、どんな変化を遂げるのか楽しみだ。

かつての“神童”レーピンもすっかり大人。90年のチャイコフスキー・コンクール優勝者、ベレゾフスキーとの共演で、近現代のヴァイオリン作品をレパートリーに華麗な演奏を繰り広げている。