音楽むすび | 2001年4月発売

日本が誇る巨匠ピアニスト・園田高弘と大山平一郎&九響によるベートーヴェンのピアノ協奏曲全集がこれで完結。園田の深い精神性とスケールの大きな音楽が聴ける充実のベートーヴェン。

トライアド移籍を機に活動を再開したホフディランの、前作より2年9ヵ月ぶりとなるオリジナル・アルバム。シングル曲2曲を含む全14曲収録。期待を裏切らないポップ・チューンの数々。

インディーズ時代より話題沸騰のTHE BACK HORNがメジャー・デビュー。その胸がかきむしられるような激情型ロック・サウンドは一聴の価値あり。ライヴが観たくなるバンドだ。

江戸の昔関東随一とまで言われ、千葉県の無形文化財にも指定されている佐原囃子。7月と10月の祭礼に演奏される貴重な音源をCD化。大切に守り継がれるお囃子のルーツに耳を傾けたいもの。

1963年東京で録音された名盤2作のカップリング。TVCFでリバイバル・ヒットした「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」や、世界のフォーク・ソングを収録。

ユーモアあふれる親しみやすい演奏で、ジャズは取っつきにくいというイメージを払拭した人気ビ・バッパー、リッチー・コールの日本録音盤。81年のライブとスタジオ録音のカップリング。

フィリピン生まれのジャズ・ピアニストが日本に残した2枚のアルバムをカップリング。「スペイン組曲」をジャズ化した企画もの「アンダルシア」など絶頂期の彼の名パフォーマンスが楽しめる。

日本の誇るビッグバンドとして四半世紀にもわたって活動を続けてきたシャープス&フラッツ結成50周年記念アルバム。ゴージャスなサウンドは収録のスタンダード・ナンバーで十分に楽しめる。

98年結成、福岡のストリート出身の男性デュオのデビュー・マキシ。親しみやすいメロディと70年代フォークを彷彿とさせるマイナー感漂う歌詞のアンバランスが2人の個性を際立たせている。

30年以上前に土居まさるが歌い、話題になった懐かしの名曲が、さとう宗幸・庄子眞理子のデュエットにより待望のシングル化。カップリングも地元東北もの、森繁久彌作詞の未発表曲など話題多し。

アニメ業界注目の声優アーティストによるフル3DTVアニメ『RUN＝DIM』のエンディング・テーマ。「想い」のスマッシュ・ヒットの勢いに乗り、その圧倒的な歌唱力にさらに磨きがかかる。

生命あるもの、土や石に至るまで優しい眼差しを向け、独特の世界観を表現した金子みすゞの詩を『おしん』で有名な小林綾子が朗読。西村直記の演奏に乗せ、癒しの言葉ひとつひとつが心にしみる。

94年のチャイコフスキー・コンクールで最高位を獲得した美貌のヴァイオリニスト、アナスタシアが祖国ロシアの小品を心を込めて弾く。明治乳業アイスクリーム「彩」のCM曲も収録。