2002年1月17日発売
倉木麻衣や愛内里菜への作品提供で知られるコンポーザー、大野愛果の英詞によるセルフ・カヴァー集。楽曲を提供したアーティストとは一味違う静謐な歌世界を展開。さりげなく凝ったアレンジも楽しい。“ビーイングは楽曲主義”と語る力作ライナー付き。
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株式会社ポニーキャニオンジャンル
人気のラテン系バンド、ディアマンテスのリード・ヴォーカリストのカヴァー曲集。ラテンだけでなくスティーヴィー・ワンダーやクラシックの名曲、それに何と60年代歌謡曲まで歌っているのだが、伸びやかな歌声が魅力的。全曲スペイン語でラテンの香りいっぱい。
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株式会社ポニーキャニオンリー・モーガン、ベニー・ゴルソン、ボビー・ティモンズなどフィラデルフィア出身者の曲を演奏している作品。ランディ・ブレッカーをはじめ、演奏者も同地の出身者が中心。とはいえ、そのことには関係なく、現代のハード・バップとして楽しめる内容。
歌の上手い下手は別として、耳に甘く残るのがトミーのヴォーカル。本作でも、その声の魅力はサクレツしている。2曲目の「Bloomin!'ONGAKU MIX」は実験的すぎて“?”な気もするが、それすらもカワイイと言わせる勢いが。トミーってズルい。でもステキ! な一枚。
2002年に1年間限りの限定再結成をした、ジャニーズ男性グループの原形、フォーリーブスのベスト盤。デビュー・シングルから解散コンサート音源まで、歴史を追って収録された24曲で男声ユニゾン・リズム歌謡の神髄が満喫できます。
99年に解散した黒夢の、唯一のベスト・アルバム2枚組。かつて特殊パッケージだったものをレギュラー仕様にて再発。Sadsの清春ファンは、過去の作品を知るためにチェックされたし。
田島貴男の音楽的本質は、色数の多さではなくて色彩の濃さにある。器用さが勝った活動も完成度の高いものだったが、このシングルでは、従来の“洒脱に低温火傷”な個性が大放出されている。なつかしの名曲のライヴ・ヴァージョンがうれしい。
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株式会社ポニーキャニオンコンテンポラリーな感覚の漲った4ビート・ジャズを聴かせてくれたクライツァーのデビュー作。親しみやすい選曲でも、彼のプレイは軟弱なところを微塵も見せずに痛快この上ないブローで自身の個性を表出してみせる。そこに見どころを感じさせてくれる一枚だ。