2002年11月発売
レーベルを超えたコンプリートなベスト・アルバムがついに登場! トリオ、フォーライフ、ワーナー各時代のヒット曲がもれなく収録されており、これから聴く人にはオススメの1枚。
RCサクセションを経て、多くのミュージシャンたちにリスペクトされ続ける仲井戸麗市、デビュー時の記録。名曲「さなえちゃん」「ポスターカラー」など、彼の魂の原点がここにつまっている。
坂本龍一が1981〜84年に制作したCM音楽を19曲。CM音楽は、究極の商業音楽であると同時に、制作者にとってはいろいろな意味での実験の場にもなる。クライアントの要求のなかで、新たな坂本ワールドの芽がヒョコッと顔を出している箇所もあって、興味深く聞ける。
80年代前半に作られた、坂本龍一のTV番組のテーマ曲、未発表のインストゥルメンタル作品、同じく未発表のコンピレーション・ワークスを集めたアルバム。11曲目の「Snake & Lotus」と13曲目の「82.7.7 Yano Music No.1」が未発表曲。
80年代半ばのバンド・ブームの頃に輩出したバンドたちを彷彿とさせるような世界。それはたとえばジュン・スカイ・ウォーカーズ、ブルーハーツ、カステラ……。荒削りでシンプルでわかりやすくて、元気で。そしてポップ。まっすぐな感じが、好感。★
ニューヨーク出身らしいハード・コアなテイストを加味したラウド・ロック・バンドの3作目。これまで抑え気味だったギター・ソロも大幅にクローズ・アップされ、よりメタリックになった。
前作よりイヤーエイクを離れ、新たな展開を打ち出したハードコアの大御所による10枚目のアルバム。メンバーも不動のものとなり、演奏面も充実。殺気すら感じられる暴力性も全開の会心作!
メキメキと頭角を現すように、その音楽性を確立しつつある彼らのリカット・ナンバー。季節がらやはりクリスマスに合わせてのナイス・チョイス。落ちそうなとき、ふと差し出された手のように温かい雰囲気に満ちた楽曲は、スープのごとく身体にしみわたる。
早いペースで作品をリリースし続けているday after tomorrow。収録楽曲すべてへタイアップがついてるよう、メロディアスという機軸はありつつも。時にはクールに、時には耽美的になど、曲調面では一つの枠へ納まることなく多彩な表情を描写。彼らの器用さが見える作品だ。
アーテションのカリスマ・キーボーディスト、ヴィタリ・クープリがマーク・ボールズ(vo)らと組んだ最強様式美ハード・バンドの2作目。ドラマ性と起伏に富んだメタルは前作同様だがキャッチー度が増し、聴きやすさという点で一歩踏み込んだ意欲作。