2002年12月18日発売
バンド名が凄いアメリカはインディアナ産デス・メタル・バンドのセカンド・フルレンス作。激烈な重低音リフを複雑怪奇に組み立て、唸るようなデス・ヴォイスを乗せたサウンドは、いわゆる“米東海岸系”の往年のスタイルにかなり忠実。ボーナス3曲追加デス。
デビュー30周年の記念アルバム。これまでの音楽生活で誕生した“ラブ・ソング”、それも極上の12編を厳選して再収録。初恋、そして恋愛、さらに深く愛する人の営みを真摯な視点で描いた、さだの歌世界の真骨頂。誰にもこんな気持ちに心当たりがあるもの。
台湾のアーティストながらも中国本土で絶大な人気を持つ彼の日本での3枚目。彼の主演映画『SUMMER OF LOVE』の挿入歌「一個人」のPVもエクストラで収録している。
日本のライヴ・ハウス・シーンで長らく活躍してきた信念のピアニストの、久々のリーダー作。バップ精神をこよなく愛し、そのピアノ・スタイルは年輪を重ねることで洗練されてきたが、揺るぐところはない。繊細な感受性も音に忍び込ませての歌心は味わいたっぷり。
美人女性ヴォーカルを擁するバンドのシングル。マージー・ビート+スカといった感じのタイトル曲はなかなかの名曲。ホーンのアレンジもセンスがいいし、適度にウェットな女声ヴォーカルも切なくてよい。カップリングは割とありがちなポップスだがメロはいい。★
発売元
株式会社ポニーキャニオンゴスペルにルーツを持つチェスナット、ベースの巨匠ムラーツ、ドラムの俊英ナッシュというトップ・プレイヤーによる5枚目の作品。誰もが知っているスタンダードの数々を、てらいのないストレートなジャズで再構築。ジャズの楽しさと魅力を凝縮した作品。★
発売元
株式会社ポニーキャニオンシュトゥットガルト郊外生まれのラングが奏でる名作『モダン・タイムズ』の主題曲“スマイル”のほか、チャップリン映画の名曲が並べられた、ジャズ・ファン以外の映画に興味をお持ちの方にも聴いてほしいチューリッヒ録音のピアノ・トリオ。
シンフォニック・ロック界の女性シンガーによる、全曲カヴァーで構成された日本企画盤。ツェッペリンやカンサスなどの有名曲はもちろんのこと、TNTやイナフ・ズナフの隠れた名曲までを取り上げている。透明感のある力強い歌声による新鮮な解釈を堪能したい。
伝説のテクニカル・メタル・バンド、CYNICのベーシストだったショーン・マローン率いるプロジェクトの4年ぶりとなるセカンド・アルバム。ゲストにビル・ブラッフォード(ds)とスティーヴ・ハケット(g)を迎え、息もつかせぬほどの超絶技巧の嵐を聴かせる。★
平均年齢20歳、フィンランド出身の6人組メロディック・ヘヴィ・メタル・バンドのデビュー・アルバム。スピードとパワー、そして叙情性に満ちた哀愁のメロディが彼らの魅力。ギターとキーボードのスリリングな掛け合いなども聴きどころのひとつだ。
スリップノットやソウルフライといったハードコア/ラウド・ロックの重要バンドを数多く抱えるロードランナーのサンプラー。既発曲ばかりで新鮮味はないが、ビギナーにとっては本作で初めて触れるバンドも多いと思う。バブルの終わりは近いが、いいバンドは少なくない。
今や異端の感が薄れてきたデス・メタル。しかしこのオリジネイターのファーストを前にすると、やはり圧倒されるばかりだ。地を這うようなデス声が生々しく再現されているこのリマスター盤は、行間からおどろどろしさがあふれてきそうで戦慄すら覚える。
デス・メタルの先駆者的存在の一つでもあるアメリカ産バンドが、94年にリリースした4作目をリマスタリングして再発。疾走する激しさというよりも、重低音で迫るグルーヴを個性としていた斬新さが堪能できる。エクストリーム・ミュージックの原点として重要。