2002年2月21日発売
ラバーから再びハーレム・スキャーレムと名前を先祖帰りさせたカナディアン・メロディアス・バンドの再起第1弾。音はブリット・ポップ寄りのものからエッジに富んだキャッチーなハード・ロック路線へとこれまた軌道修正。けど、曲は佳曲ばかり。気合十分。
世界中でプログレをもっとも愛しているのは日本だ。“こんなプログレが聴きたい!”と作ってしまったに違いないのがキーボード・トリオ、ジェラルドだ。唸るハモンド、ハイ・テク連打のインプロにプログレ・ファンは涙するに違いない。演奏も曲も最高だ!
北欧のデス・メタル・シーンの屋台骨を支える彼らの最新作。作品ごとに曲構成に緻密さを増す彼ら。ここでも前作のメロディアス志向を踏襲しながらも一方でアメリカン・ハード・コアを多分に意識した尖がった音への歩み寄りも臭わせる。シタタカだね。
アリゾナ出身のミクスチャー・バンドのデビュー作。70年代ロックに影響を受けながら、ヒップホップ、スクラッチをブレンド、かなり複雑な音がすし詰め状態だ。ジェームス・ブラウンのサンプリングもチラッと顔を出し、独特の黒っぽさも特徴の一つ。
ホラー・メタルというジャンルを作り出したキング・ダイアモンド、86年のデビュー作のリマスター盤。ドラマチックなギターとキングのさまざまな声色が絡み合い、独特の世界観を構築している。さらに荘厳なシンセサイザーとコーラスが聴き手を魅了する。
ホワイト・ブルース・ギタリストのパイオニア、ジョニー・ウィンター。彼が70年代に在籍したアリゲーター時代の音源および未発表曲から構成されたベスト・アルバム。彼の激しいプレイを堪能できる。
シカゴで活躍したスライド・ギターの名手、ハウンド・ドッグ・テイラー。彼のアリゲーター時代の音源および未発表曲から構成されたベスト・アルバム。ラフながらも力強いサウンドは迫力満点。