2002年3月13日発売
カナダで圧倒的な人気を誇るスカバンドの日本デビュー盤。4枚のオリジナル・アルバムから選曲されている。本誌が発売される頃は日本全国ツアーの真っ最中のはず。スカの命であるリズム感覚、ノリが最高。メロディもポップで気持ちいい。ライヴが見てみたい。
もともとは倉木麻衣のレコーディングのために集まったミュージシャンが結成したGARNET CROWの10枚目のシングル。陰影と奥行きのあるサウンドと、すべての曲を書いているヴォーカリスト、中村由利の声が、独特な世界を醸し出している。
70年代フォーク/ニューミュージック的な、影を持った哀愁味を感じさせる感情露呈型ナンバーが登場。彼女の唄い方は、完璧に70年代タイム・スリップ型。うらぶれた匂いを思いきりこの歌から感じられるのも、それだけ吉田知加がムードを携えているから?!
米倉利紀のデビュー10周年記念盤。10曲のラブ・ソングを、ソングライターとして、そしてヴォーカリストとして描ききった力作。彼が愛する街ニューヨークに捧げる曲も胸を打つ。初回盤のみ、写真集つきのボックス仕様なのでファンの方はお早めに。
20世紀最高のフルート奏者の一人に数えられるランパルが、20世紀を代表するハープ奏者のラスキーヌと録音した一枚。ランパルの明るい音色がとても魅力的。今流行の癒し系音楽を30年前に先取りしていたかのような、エレガントで心安まるアルバムだ。
80年代のジャパニーズ・メタル・シーンを駆け抜けた5人組の第4作。長らく廃盤状態が続いていたが、デビュー作から4枚同時のリマスター再発がようやく実現した。ハード・エッジなギター・ワークが冴えるサウンドは所謂“ジャパメタ”の王道といえる。
いろんな血を引く米国人気ハウス・クリエイター、4作目。エスニックな色付けが印象に残るか。思うまま。哀愁サンタナ調もあれば、一瞬CDに傷があるのかとビビる箇所もあり。なんか、ストーリー性に満ちたDJミュージックという印象を受ける。