2002年7月発売
SWORD HEADSSWORD HEADS
TWIGYと組んでたビート・キックスから数えると、DJ HAZUのキャリアはほとんど15年。なのにいまだにこの狂いっぷり、ねじれたファンク色の特濃トラックを作り上げるキレた感性はマジすごい。ゲストのNY代表ジェルー、NIPPSも負けずに濃い。カッコイイ
FOR YOUNG ELECTRIC POPFOR YOUNG ELECTRIC POP
ライトでポップなデジタル・パンクを得意とする4人組のメジャー・セカンド・アルバム。安っぽい、薄っぺらい、くだらない。ちょっと聴いただけではそんな感じ。でも、よく聴くと見事にその逆なのだ。カヴァーはこうでなきゃ、の見本のような(12)が素晴らしい。★
ヒカリヘヒカリヘ
キャッチーなメロディ、キモチの詰まった歌詞、親近感あふれるキャラクター……話題のスーパー・ポップ・バンドThe Babystarsがメジャー・デビュー。夏にピッタリのポップ・チューンだ。
フレディ・ケンプ・プレイズ・ショパンフレディ・ケンプ・プレイズ・ショパン
なぜだかわからないが、ショパン独特の匂いに堪らなく嫌悪を持つことがある。そんな時にこの人のショパンを聴くと、でもショパンはいいなぁと戻れる。ショパン臭くない、でもこれぞショパン。この人、どんな楽曲でも同じアプローチだ。大器の風格あり。
気まぐれ/テレマン:管弦楽組曲集気まぐれ/テレマン:管弦楽組曲集
何千もの作品を作曲したテレマンだが、当盤には雨蛙の鳴き声のマネを取り入れたヴァイオリン協奏曲や、トルコやスイスなど4ヵ国のお国柄を音楽で表した「諸国民」などのユーモラスな作品を収録。大作曲家のお茶目な一面が垣間見られるのが楽しい。
TOKYO CLASSICTOKYO CLASSIC
セカンド・アルバム。これまで通りMC4人の掛け合いと合唱がメインだが、今回はそれぞれのソロ曲もあり、表現の幅が広がった。トラックはジェイムズ・ブラウンやマディ・ウォーターズのカヴァーを取り入れるなどアイディアが豊かになり、ポップ度も増している。