2003年11月発売
北京の秋北京の秋
“太陽にさらさないこと”との注意書きが心憎い、ボリス・ヴィアンの小説と同タイトルの83年作。ジャケ、ベタな選曲、ストリングスをふんだんに使ったサウンド、どれを取っても二枚目ェな一枚。ささやくような優しさのバラード(5)なんか、そりゃあもう。
ローランド・ハナ・プレイズ・アレック・ワローランド・ハナ・プレイズ・アレック・ワ
ジャズ・ピアノの名人、ローランド・ハナのピアノ・ソロ録音。作曲家アレック・ワイルダーの作品集だ。プロデュースは歌手のヘレン・メリルで、(9)でゲスト参加。ワイルダー集とは渋い。ここには大有名曲はないが、心にしみてくるような佳曲が揃っている。
アル・ヘイグ・プレイズ・ジェローム・カーンアル・ヘイグ・プレイズ・ジェローム・カーン
ヘレン・メリル(共演は(8)のみ)のプロデュースによるヘイグの78年作品。ドラムレスのデュオ&ソロ・アルバムだが、ヘイグのリズミカルで軽快なピアノは一瞬それを忘れさせるほどだ。ヘイグ本人がジェロームを選択したのが頷ける逸品揃いの名盤。
Winter StoryWinter Story
透明感のある飾らない歌声と、梶浦由記(See-Saw)の全面プロデュースによる独自の世界観が魅力の千葉紗子。約半年ぶりとなるシングルは、クリスマスをイメージした真冬のラブ・ソング。