2003年12月発売
6年ぶりのアルバム。ブッシュ政権への疑念と怒りが発表への動機づけのひとつだったそう。ビル・フリゼールやスティーヴ・バーリン、ジェイムズ・ギャドソンらを迎えた演奏が、変幻自在な歌声へと収斂していくさまも素晴らしい。★
2003年度にレーベルであるGIZA studioが放ったシングル、アルバム全52タイトルからセレクトされた26曲を収録。倉木麻衣を筆頭に愛内里菜、GARNET CROW、滴草由実など実力派女性ヴォーカリストが多く聴きごたえあり。レーベルのよさを再認識させられる。
これまでリリースされたシングルから、12曲をセレクトした愛内里菜のシングル・コレクション。収録曲のほとんどがテレビやCMとのタイアップ曲としてオンエアされた話題曲ばかり。
発売元
株式会社ポニーキャニオン最初にジョン・ルイスのブルース2曲を演奏しているのは、亡き親友へのトリビュート。コルトレーンの「インプレッションズ」とマイルスの「ソー・ホワット」をモチーフにした5曲目の組曲が聴きもの。ダイナミックな演奏はもちろん、タイトル曲ではリリカルな一面も。
野瀬栄進、井上陽介、小山太郎という在ニューヨークの日本人ミュージシャンによるトリオ作品。3人のオリジナル各1曲のほか、日本の童謡やアイルランド民謡など、郷愁を誘う曲を演奏しているコンセプト作品。選曲をどう受け止めるかによって好き嫌いが分かれるかも。
カナダのハード・ロック系ミュージシャンによるプロジェクト作第2弾。往年のアメリカのラジオ・ヒット路線を目指したであろう楽曲群は、透明感のある高音ヴォイスといい、溌剌としたギター・ワークといい、なんとも言えず80年代的な雰囲気に満ちている。
オランダの美形ロッカー、ヴァレンシアが弟のドラマーと結成したプロジェクト作。と言ってもクイーン・マニアは相変わらずで、エッ! これクイーン? と錯覚するような曲が大半を占める。超趣味に突っ走ったブラザー作品。賛否両論割れそうだけど。