2003年5月21日発売
ハイドン:弦楽四重奏曲 第39番「鳥」&「セレナード」他ハイドン:弦楽四重奏曲 第39番「鳥」&「セレナード」他
どこから見ても完璧で、まさに熟し切ったアンサンブル。アダージョ楽章にはベートーヴェンの後期作品のような幽玄ささえ漂う。今ひとつ遊びがあってもいいと感じる人もあろうが、それが彼らの持ち味。「鳥」のみライヴだが、音質、演奏の質はほかとまったく同じ。
寺内タケシとブールージーンズ ツイン・ベスト寺内タケシとブールージーンズ ツイン・ベスト
1962年結成のキング・オブ・エレキ・バンド、寺内タケシとブルージーンズの2枚組ベスト。クラシックから民謡まで、あらゆるジャンルを自在に奏でる寺内の神技の集大成。
上海バンスキング ツイン・ベスト上海バンスキング ツイン・ベスト
女優・吉田日出子の存在を世に知らしめることとなった傑作ミュージカル『上海バンスキング』。六本木ピットインでのライヴ、スタジオ録音の2枚のアルバムから選曲した、ベスト・アルバム。
憂歌団 ツイン・ベスト憂歌団 ツイン・ベスト
個性的なブルース集団の憂歌団は、人情味にあふれた歌をうたわせたら天下一品である。ブルースのスタイルを借りて演歌を歌っていたようなグループが彼らだ。代表曲も多いし、独特の解釈によるカヴァーも面白い。こんなユニークなバンドは滅多に出てこない。
リサイタル ライヴ2 シューベルト:ソナタ変ロ長調 シューマン:カーナヴァルリサイタル ライヴ2 シューベルト:ソナタ変ロ長調 シューマン:カーナヴァル
2002年暮のリサイタルのライヴ。シューベルトは劇的な演出に頼らず、淡々と、しかしデュナーミクなどの細部を丁寧に処理している誠実な演奏。第2楽章に典型的な、弱音の扱いの繊細さも彼女の持ち味のひとつだろう。シューマンでは緩急とダイナミズムが活きている。
マイ・フェイバリット・ソング1マイ・フェイバリット・ソング1
“自然”や“ロマンス”をテーマに、聴くものへ心地いい安らぎの感覚をおくり続けてきた倉本裕基のリリシズムが結晶した作品だ。古今の素敵なメロディをピアノ・ソロに編曲した詞華集のようなアルバムのなかに、アーティスト自身の楽曲への共感がひとつの世界を創りあげる。