音楽むすび | 2003年5月発売

待望のセカンド・マキシは一見“これ、氣志團?”って感じのデザインだが、中身は冗談抜きで筋の通った青春ロック。ヴォーカルの表現力がズバ抜けているうえに高音域もスルスル出ているので、聴いててとっても清々しい。力強いインストとも見事に拮抗している。

リンキン・パークら若手に多大な影響を与えたといわれるカリスマ・バンドの3年ぶりの最新作。モダン・へヴィを切り口にラウドでキャッチーな曲から幻想的なバラードまでを網羅、緻密でいながらエモーションに富んだサウンドの世界が広がる。

米女性シンガー・ソングライターのデビュー・アルバム(CDエクストラ)。シェリル・クロウを手がけたジョン・シャンクスがプロデュースに参加、というとイメージが固定してしまうかもしれないが、ハスキーでソウルフルな歌は誰より迫力満点だ。