2003年9月25日発売
ピーター・ゼルキンの芸術 1::ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲ピーター・ゼルキンの芸術 1::ベートーヴェン:ディアベリ変奏曲
ピーター・ゼルキンが初めて録音したベートーヴェンがディアベリだったのは興味深い。最高傑作だがいかにも玄人好み。32歳のピーターの紡ぎ出す音色は新鮮だ。まるで若き日の溌剌としたベートーヴェンが見えるようだ。ピーターにとっても記念となる名演。
ピーター・ゼルキンの芸術 3::ベートーヴェン:ピアノ協奏曲二長調 モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番ピーター・ゼルキンの芸術 3::ベートーヴェン:ピアノ協奏曲二長調 モーツァルト:ピアノ協奏曲第19番
高名なヴァイオリン協奏曲からベートーヴェン自身が編曲した未知の曲を新進気鋭のピーターが初録音して34年が過ぎたが、カデンツァの感銘は今なお薄れない。第2楽章における絶妙な間のとり方やシカゴ響の深い息遣いに若き日の小澤の真骨頂が発揮される。
ピーター・ゼルキンの芸術 4::バルトーク&シェーンベルク:ピアノ協奏曲ピーター・ゼルキンの芸術 4::バルトーク&シェーンベルク:ピアノ協奏曲
ゼルキンの作る音の姿は虚心に接するほど惻とよく腑に落ちる。リリシズムにはひたすら沁みて聴き入り、走りや動きはあくまでカラダでキメる。伝統の血筋にありながら、旧習を斥けて自分の感性にストレートに向き合うカッコよさがさりげない若き日の快演。
巨匠ユーリ・テミルカーノフの世界1::チャイコフスキー:後期交響曲集巨匠ユーリ・テミルカーノフの世界1::チャイコフスキー:後期交響曲集
第4番冒頭の超スローなファンファーレが象徴するように、テミルカーノフはところどころで極端にテンポを落として聴き手の意表を突いてくるが、それが不自然でないばかりか、説得力すら感じさせてしまうからさすがだ。ユニークな味わいに満ちたチャイコ。
巨匠ユーリ・テミルカーノフの世界2::プロコフィエフ:交響曲第5番&平和の守り 組曲「キージェ中尉」ヴァイオリン協奏曲第1番巨匠ユーリ・テミルカーノフの世界2::プロコフィエフ:交響曲第5番&平和の守り 組曲「キージェ中尉」ヴァイオリン協奏曲第1番
ムラヴィンスキーの跡を継いだテミルカーノフによる最初期の録音のひとつがプロコフィエフの作品。圧倒的な機能性を誇るこのオーケストラを完全にドライブし、華麗で色彩感にあふれた演奏を聴かせる。97年の録音である2枚目のオラトリオとの聴き比べもなかなか面白い。
チャイコフスキー:くるみ割り人形/「白鳥の湖」より/「エフゲニー・オネーギン」より/フランチェスカ・ダ・リミニチャイコフスキー:くるみ割り人形/「白鳥の湖」より/「エフゲニー・オネーギン」より/フランチェスカ・ダ・リミニ
ayumi hamasaki RMX WORKS from ayu-mi-x 5 non stop mega mixayumi hamasaki RMX WORKS from ayu-mi-x 5 non stop mega mix
さまざまなジャンルのリミックスを浜崎あゆみ名義でリリースする作品が3タイトル同発。本盤は2002年12月発売の5thアルバム『RAINBOW』をリミックスした中から、上質な音源を収録。