2004年1月21日発売
制作・出演
エルンスト・ゼンフ合唱団 / カルロ・マリア・ジュリーニ / キース・ルイス / サイモン・エステス / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ベートーヴェン / ヤルト・ヴァン・ネス / ユリア・ヴァラディ《ユニバーサル・クラシック文庫》ジュリーニ編10点からの1枚。前半3楽章での激情と安定のコントラストが強烈で、終楽章ではそれが圧倒的な解放感と大団円に向かう。確かな演奏設計による「第九」。
《ユニバーサル・クラシック文庫》ジュリーニ編10点からの1枚。ゆったりとしたテンポによる気品のあるブラームス。鈍重さは微塵もなく、静かな緊張感に貫かれた表現がジュリーニらしい。
制作・出演
カルロ・マリア・ジュリーニ / シカゴ交響楽団 / デイル・クレヴェンジャー / ドビュッシー / フィルハーモニア管弦楽団 / ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団 / ロバート・ティアー《ユニバーサル・クラシック文庫》ジュリーニ編10点からの1枚。オケの多彩で明晰な響きを活かして、ラヴェルの魔術的なオーケストレーションの妙を鮮やかに再現。
制作・出演
カルロ・マリア・ジュリーニ / カーティア・リッチャレッリ / ダルマシオ・ゴンザレス / フィルハーモニア合唱団 / フィルハーモニア管弦楽団 / ルチア・ヴァレンティーニ・テッラーニ / ルッジェーロ・ライモンディ / ロッシーニ《ユニバーサル・クラシック文庫》ジュリーニ編10点からの1枚。ジュリーニにとって初めてのロッシーニ声楽作品の録音だったもので、古典的な気品のある表現が素晴らしい。
制作・出演
エルンスト・ゼンフ合唱団 / カルロ・マリア・ジュリーニ / サイモン・エステス / シャロン・スウィート / フローレンス・クイヴァー / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ヴィンソン・コール / ヴェルディ《ユニバーサル・クラシック文庫》ジュリーニ編10点からの1枚。フィルハーモニア管との歴史的名演以来四半世紀ぶりの録音で、若手のソリストを起用しつつ、はったりのない大人(たいじん)の演奏を聴かせる。
「私を泣かせてください」はヘンデル畢生のオペラ「リナルド」で歌われる名アリア。昼ドラ『牡丹と薔薇』の主題歌として主婦に涙を流させていると知ったら天国の楽聖も驚くだろう。岡本には男性的な風貌と豊かな声量を生かして、舞台でのさらなる活躍を期待したい。
ダウランド(1563〜1626)と同時代の作曲家による作品集……という基本コンセプトの上に、現代の楽器や演奏法、あげくは作品まで乗せてしまう“ダウランド・プロジェクト”。とはいえ、内容はあくまで正統の延長線上で、表面的な過激さはない。ハト派的現代音楽?
エルトン・ジョンやスティーヴィー・ワンダー、ルーファス・ウェインライトの曲など、ピアノをメインにフィーチャーしたポップスばかりを集めたコンピ盤。映画やCM使用曲も多数収録。