2004年11月17日発売
弟のウイントン同様、ジャズとクラシックにまたがって活躍するブランフォードが、近代フランス音楽に挑戦。彼とオルフェウス室内管の自由闊達な感性がぶつかりあって、画期的なアルバムとなった。
4枚目のソロ・アルバムで、プロ・デビュー10周年の記念録音だった。ピアノ伴奏ではなく、この時はコンサートマスターを務める東京都響との共演。気心の知れた仲間たちとの息の合った演奏が心地よい。
作品番号が与えられたベートーヴェンのピアノ曲すべてを演奏した98〜99年の演奏会シリーズはライヴ録音もされたが、その中から有名曲をチョイス。ロマンティックな語り口は彼の真骨頂。冴え渡る感性と高度な集中力によって、迫力のある熱い演奏となった。
パヴァロッティの代役を務めて一躍その名を世界にとどろかせた彼が、その2ヵ月前に録音していたもの。まさに上昇気流に乗った、勢いのある彼の美声とドラマティックな歌声が胸に迫る。
ムーティ指揮の「リゴレット」で絶賛されてから3年後に録音されたアルバムで、イタリアの3大オペラ作曲家の名作を集めた。美貌のソプラノとして進境著しい時期のロストを代表するCD。
軽くしなやかな美声でファンを魅了してきたアルバレス3枚目のアリア集である。近年、声に力強さが加わってきたとはいえ、このCDでのドラマティックな歌唱は彼としてはぎりぎりのところだろう。好漢よく自重していつまでもリリカルな喉を聴かせてほしい。
カナダ出身のベテラン・シンガー・ソングライター、レナード・コーエンの通算13作目となるオリジナル・アルバム。すべて自作曲で、最後に「テネシー・ワルツ」のライヴ音源をボーナス収録。
タイのスーパースター歌姫、タタヤンの日本デビュー盤。米国人とのハーフという利点を活かした全曲英語詞によるアルバムで、ヴァラエティに富んだ選曲が魅力だ。PV3曲収録のDVD付き。