2004年11月発売
81年生まれのシンガー・ソングライターのデビュー・シングル。セヴンス・コードの多用やハーモニーの付け方、ブラスの入れ方などにスティーヴィー・ワンダー好きという音楽の嗜好がよく表われている。ヴォーカルは、とても澄んだ感じ。
アトランタ出身のクリス・ブランことアナンダ・プロジェクトのコンパイル盤。前作からのセルフ・リミックスやDJスピナ、アクアノートらによるリミックスで編成されている。ハウスを基調としながら、アフロやジャズを融合させたサウンドが心地よい。
フリューゲル・ホーン奏者、土濃塚隆一郎のサード・アルバム。自作の(2)以外はカヴァーで、オリジナル・ラヴの(3)、クラプトンの(6)などがジャズ・スタンダードなどともに選ばれているのが興味深い。今回もトランペットのような奏法で流暢な力演を聴かせる。
メジャー・デビューを果たしたジャジィな実力派三人組。TBS系『CDTV』の11月度オープニング・テーマにもなっていたこの曲は、抜群の演奏力と潔い詞が印象的だ。ベン・フォールズ的なサウンド感の中、日本語がところ狭しと駆け巡る勢いが心地いい。
ベスト盤『WR990III』で第1期の活動を総括した彼らが、新たな歴史を築くためにリリースするアルバム。ドラムスに新メンバー、MUROCHINを迎えて、さらに充実度を増した作品を完成させた。
ジャンル
御大リンダ(58歳だって!)の4年ぶりのオリジナル・アルバム。内容は彼女自身10年ぶりとなるジャズ・アルバムだ。今回はシンプルな演奏をバック(メンバーが半端じゃなく凄い)に、気持ちよさそうにスタンダードを歌い上げている。その風格にただ脱帽。
沖縄在住のヤンキー4人が、グレッチ・ギターにウッド・ベースなどを手に、イカしたロッカ・バンドを目指し結成したのが、RYUKYU FREE STYLE 。とはいえ、あまりロッカ・ビートなスタイルに捉われず、ご機嫌でロックな楽曲を次々ブーストし続けている点が良い。