2004年3月24日発売
10年ぶりにリリースされた、ベスト・アルバムの第2弾。ベストというよりも、ファンの間で根強く人気のある楽曲が多く含まれた“通好み”の選曲になっている。全曲リマスタリングされ、本来の録音された時のままの状態に近い音で楽しめる。
フィンランド出身の正統派メタル・バンドによるデビュー作。スピード感ある怒涛のメタルは、あのアイアン・メイデンをお手本にしたようなスタイルで、生粋のピュアメタリアンぶりが楽しめるばす。もちろん、本家には敵わないが、まずは及第点。
マスタープランでの活動も記憶に新しいシンガー、ヨルンのサード・ソロ。バックにハンマーフォール、パガンズ・マインドのメンバーを従え、ソウルフルなへヴィ・ロックをクリエイト。ホワイトスネイクをも彷彿とさせるアダルトなハード・ロック好きにお薦めだ。
スウェディッシュ・デス・メタル・バンドの2004年作。数えて9作目となるダークでアグレッシヴなデス・サウンドに叙情性をプラスしたオリジナリティは、ヨーロピアン・テイストに満ちている。セカンド・ギタリスト加入で4人編成になったが、今作はトリオで制作。
72年の『キングサーモンのいる島』、77年の『六文銭メモリアルI』『同II』、別役実や清岡卓行の詩をうたった72年のEP音源のボーナス・ディスクとで構成されているBOX。フォーク・グループならではの実験を行なった六文銭の軌跡の断片がここにある。
71年のファースト・ソロ・アルバムと73年のセカンド『東京』、『70年9月16日小室等コンサート』、そして初CD化の『デッドヒート74年ライブ』という構成のBOX。想像以上にハイテンションの『デッドヒート74年ライブ』は圧巻で、これを聴けば小室等を再評価したくなる。
ロカッツがカヴァーしたロカビリー・アンセム4を含む唯一のアルバム(81年)。当時のイギリス・シーンではストレイ・キャッツよりも人気があったというが、彼らの奏でるオーセンティックなネオロカが20年以上を経た今もまったく色褪せていないことが、なによりの実力の証だ。