2004年3月発売
日本最大のハード・ロック/ヘヴィ・メタル専門着メロ・サイト『ロックの魂』とタイアップしたコンピレーション・アルバム。サイトで人気の高い楽曲を一挙収録。
4年ぶりのベスト・アルバム。『音いろえんぴつ〜十二色〜』などの4枚のアルバムや、8枚のシングル、企画盤からセレクトされ、キングレコードでの彼女の軌跡を辿れる。
“和のメタル”のワザをたゆまず磨き続ける5人組のフル5作目。彼ら一流の鋼鉄美学に基づく緩急のダイナミズムに加えて剛と柔のバランスが楽曲の表情を豊かに彩り、バンドの絶好調を実感できる。勇壮な泣きメロを歌いこむ黒猫の歌に加えて瞬火の歌唱力もアップした。★
聴いた瞬間に“ああ、ピーズだなあ”と顔がほころぶ9枚目のアルバム。なげやりな歌声やサウンドとは裏腹に、ひどく繊細なバンドだというのは本作を聴いてもよく分かると思う。惜しむらくはメロディメイカーとしてのはるは今回は一休みだということ。
全編を通じ、そのバンド名のイメージとは裏腹の爽やかな印象。透明感のあるギター音のみならず、厚い雲をも貫いて青空を見出すかのような力強いスピリットが、気持ちを晴れやかにしてくれる。自身らの色を明確に打ち出したファースト・アルバムといえる。
ラブ・ソングに初挑戦したシングル。艶やかな声が発せられるだけで、感情的に粘りのあるメロディがメロウな空気に包まれる表題曲はまさにラブ・ソングの醍醐味。ポジティヴなメッセージに彩られたカップリングはトラックとの共犯で力強さを浮き彫りにしている。
ドリカムの英語歌詞盤。定番となったヒット曲の英語版から、新録音の英詞による書き下ろし3曲を含む。歌詞が重要な持ち味のドリカムにとって、英詞への挑戦は賛否両論だったと思うが、それでも自分たちらしさを常に維持し続けようとする姿勢は見事。 DCTオリジナルグッズはこちら!
作品をまっすぐに見つめ、その本質を射抜く凄さ。庄司紗矢香のプロコには、選ばれた女性だけがもつ純粋な視線を感じる。ナウシカやシータのような……。強くて美しい音色、しなやかなフレージング。彼女のいまが、どれほどすばらしいかを証明する演奏だ。★