2004年9月発売
CMへの起用で歌声が話題となっていたシンガーのデビュー&カヴァー作。彼女の歌唱力もさることながら、各曲で演奏を分担する天野清継、平岡雄一郎、鬼怒無月の三者三様のギター・プレイも見事。ヴォーカル・ファンだけでなくギター・ファンも楽しめる。★
4ビートのスタンダード中心の選曲、フルアコの繊細で空間的なトーン、バップの文法にのっとったフレーズ……。天野清継のギター・プレイはとても正統的だ。こういうド真ん中のプレイが今の時代、意外に難しかったり、勇気要ったりするんだけど。
ドラマ・ヒットで火の付いた韓国ブーム。その韓流アーティストの第一人者的存在で根強い人気を誇るチョー・ヨンピルのベスト・アルバムが装い新たに2枚同時再発売。ヒット曲ばかりが収録されている。
MJQは多彩なレパートリーで知られる。それを誇示するようにこの20周年記念盤では、スウィング(タイトル曲)、モダン(「ブルー・マイナー」)、ラテン(「ベサメ・ムーチョ」)など、さまざまなタイプの曲を演奏。バンドのテーマ曲も本作で初登場。見事な職人芸の世界。
73年にトリオ・レコード内に設立されたロック&ニューミュージック系レーベルのベスト・コンピ。南佳孝、吉田美奈子をはじめ、レーベルを代表するビッグネーム・アーティストの作品集。
コテコテのソウル/ファンク・ミュージックを熱く演奏する9人組の、セルフ・プロデュース・サード・アルバム。スーパー・バター・ドッグやスクービードゥーなどからも熱いラブ・コールを贈られる彼らのダンサブルな楽曲は過剰に本物志向で、そこが大きな魅力だ。
クリームソーダ(ピンクドラゴン)全面監修のCD第3弾は、伝説的バンドBLACK CATSのDVD付きべスト・アルバム。幻の82年USAツアー映像からは強いカリスマ性が伝わってくる。
人気アイドル系声優の新谷良子。DVD付きシングル連続リリースの第1弾は、まさにポップに弾けた彼女の表情にピッタリな、マジカルでカラフルなデジ・ポップ系ナンバー。根明に飛び弾けてゆくキュートな姿に、21世紀型アイドルの姿さえ覚えてしまった。
元LAZYの影山ヒロノブを筆頭に、松本梨香、遠藤正明、きただにひろし、奥井雅美、福山芳樹という、アニメ・ソング関係を好んで歌ってきたハード・ロッカーたちが結成したヴォーカル・グループの3作目。往年のハード・ロックの香りを満面に讃えた超躍動興奮盤。
フジテレビ系のF1グランプリ中継で使用された歴代のオープニング&エンディング・テーマ曲を集めたCD。F1ならではの「TROUTH」を数バージョン収録、スピード感がツボにくる1枚。