2004年9月発売
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲ロドリーゴ:アランフェス協奏曲
弱冠18歳の山下和仁が、セカンド・アルバムとして録音した二つの名協奏曲の初CD化。どちらも後年に再録音しているが、この初々しく溌剌とした演奏の魅力は格別だ。日本を代表する天才ギタリストのデビュー当時の活躍ぶりを伝えてくれる貴重な一枚である。
内なる想い〜ギター名曲集内なる想い〜ギター名曲集
山下和仁は我が国が生んだ世界の逸材である。驚異的テクニックでオーケストラ曲の編曲をギター1本で弾き、大向こうを唸らせたりもするが、これはギタリストの心を綴った珠玉の小品集。ビニャスの「独創的幻想曲」など、静かに爪弾く山下の繊細な表現が心に染み渡る。
ハンス・ロット:交響曲第1番 管弦楽のための前奏曲|「ジュリアス・シーザー」への前奏曲ハンス・ロット:交響曲第1番 管弦楽のための前奏曲|「ジュリアス・シーザー」への前奏曲
ブルックナーの愛弟子にしてマーラーの学生時代からの親友というロット。彼は26歳という若さで失意と狂気のうちに死んでしまったが、最近は再評価の兆しあり。柔らかな叙情性をベースにしつつも、当時のさまざまな作曲家からの影響や引用が見られる。
ツバサツバサ
大阪、神戸、東京を拠点に活動し、インディーズで3枚のシングルをリリースしてきたバンドのメジャー・デビュー・シングル。トーレ・ヨハンソンをミックスに迎え、説得力のある日本語ロックを聴かせる。