2004年9月発売
ネヴァーエヴァー 〜秋はちょっとさみしく〜ネヴァーエヴァー 〜秋はちょっとさみしく〜
前回のリリースから約10ヵ月ぶりに届いたシングル。“秋”をテーマに作り上げたという本作は、まさに実りの季節にふさわしい彩り豊かなラインナップだ。清涼感あふれるスローなポップスから、落ち着いたラヴ・ソングまでを余韻たっぷりに歌い上げている。
MickeyMickey
バラエティ番組『水10!』の人気キャラ・ゴリエのデビュー作。82年の全米大ヒット曲を、自身のPRソングとしてうまく消化している。ギャルになりきったブリっ子(死語)歌唱も見事だが、チアリーダーに扮したPVの足上げ&睫毛の角度にKOされるはず。
トリビュート・トゥ・ワイ・エム・オートリビュート・トゥ・ワイ・エム・オー
リミックスはあったもののトリビュート盤の出ていなかったYMO。それだけ確固たるものを持つグループだったということなのだろう。そういった意味ではメロディの良さに着目した(1)(3)(4)(10)などが面白かったが、クレジットには必ず高橋幸宏の名が。これも興味深い。
ナウ・ヒア・イズ・ノーホエアナウ・ヒア・イズ・ノーホエア
2004年のサマーソニックで来日した、テキサス出身のサイケ・ロック・トリオのデビュー作。ジョン・ボーナム風の重いドラムとエフェクティヴなギター・サウンドを施し、ポップな歌メロを乗せた音作りがユニークで、スピリチュアライズド・ファンは注目。
ノスタルジアノスタルジア
吉田恭子の2年ぶりの録音は、ヘップバーン・メドレーなどのユニークな作品を含む魅力的な小品集だ。どの曲も自分の感じるままに素直に演奏していて、普段着的な親しみやすさがある。そのナチュラルさを失うことなく、彼女独自のスタイルを築いてほしい。
Middle Tempo MagicMiddle Tempo Magic
ファースト・アルバム。椎名林檎やCharaを思わせる、コケティッシュで小悪魔的な声が印象的な人だが、型にはまらない自由奔放さやソウルフルなフィーリングが魅力だろう。ファンクやジャズなど大胆なアプローチのサウンドも、彼女の個性的な歌声とよく合っている。