2005年11月発売
オペラのアリアをポップスのように歌う、イタリア生まれのポップ・ソプラノ、フィリッパ・ジョルダーノのベスト・アルバム。その情感のこもった自由な歌唱は、並みのオペラ歌手よりもよほど作品の本質を突いている。日本未発表音源2曲を含む。
制作・出演
KYOTOJAZZMASSIVE / アジムス / サイド・エフェクト / ザ・ブラックバーズ / シーラ・エスコヴェード / トゥー・トンズ・オー・ファン / パトリース・ラッシェン / プレジャーサウンド、ヴィジュアルともに独自のセンスを発揮する新世代バンド、GARI。本作はデビュー・アルバム『e・go・is・tick』収録曲から6曲をリミックスした企画盤。国内外の気鋭のリミキサーが参加。
レコーディング・メンバーに、元THE YELLOW MONKEYのメンバーなどを迎えたシングル5曲を収録。ロック度を強めた、第2期DAIGO☆STARDUSTの集大成と言える本作、ゴージャスなムード満点だ。
女性ヴォーカルを中心に据えたクラブ系ユニットというあり方も、昨今のJ-POP市場を見るともはや貴重。シングル仕様のこの作品ではスウィート・ソウルやダブ風味をまじえ、小組曲風に聴かせる。6作目になるフル・アルバムもじきに登場する予定。
その変わらぬ若々しさが熟年層の人気を集める三沢あけみ。前作「天国と地獄」ではタキシード姿を披露した彼女だが、今回は着物姿で歌い上げる、王道演歌。カラオケ・ファンの支持も得そうだ。
若手男性演歌の期待株、山内惠介の初めてのベスト・アルバムは、オリジナル曲に昭和の名曲も加えた全16曲。若い甘さを感じさせる声は、正統派の演歌系歌謡曲にピッタリと言える。そのぶんだけ(15)では哀愁の色が若さに負けてしまった感があって、惜しい。
98年のチャイコフスキー国際音楽コンクールの優勝者であるソプラノの佐藤美枝子が、満を持して録音したチャイコフスキー歌曲集。深みを増した声に、大きな成長と自信が感じられる。チャイコフスキーのロマンティックな旋律を満喫できる。