2005年6月8日発売
制作・出演
サム・ヤエル / ジェフ・バラード / ジョシュア・レッドマン / ジョシュア・レッドマン・エラスティック・バンド / ステフォン・ハリス / ピーター・バーンスタイン / フリー / ブライアン・ブレイドレイ・チャールズの伝記映画『Ray/レイ』のサントラ盤と対をなすベスト・アルバム。レイの全盛期、白人層の人気を得ると、黒人層が反発するのが普通だったが、レイだけがなぜ根強く黒人層に支持されたR&Bシンガーだったかが分かる選曲となっている。
小気味よい音だねぇ〜。普段はヘヴィなロックは聴かないオイラも思わず胸が熱くなる勢いとキャッチーなリフだ。まー新しさはどこにもないと言っていいが、むしろそこに俺たちがやりたいロックがハッキリと伝わってきて気持ちいい。ガンバレよ!
1年半ぶりの8枚目はちょっとポップな5分程度の曲も挟みつつ、ラストのタイトル・チューン(8)24分で締めくくる力作。その(8)の冒頭がピンク・フロイドの「クレイジー・ダイアモンド」で中盤はジェネシス風と、プログレ・ファンをけっこうニヤニヤとさせてくれる。
UKのニューウェイヴ・リヴァイヴァル・ムーヴメントを牽引するザ・フューチャーヘッズの2ndアルバム。2006年UKロックのマスターピースともいえる大注目盤だ。
一瞬、テクノ系か? と見まがうジャケだが、音はジャズの過去と現在を映し出す内容。オーネットの3曲(2)(4)(6)をある意味で古典の現代的解釈と捉える一方で、実質的なリーダーであるレッドマンのペンによる(5)は、展開と起伏に富んだ、非常に同時代感あふれるナンバー。
ダンスホール・レゲエ・シーンで活躍中のMIGHTY JAM ROCKによる既発売のアルバム『BRAND NEW STYLE Hi-Fi』のプロローグ的なミニ・アルバム。全4曲とそのヴォイスレスの8曲を収録。暴力的なハードなチューンにエンジン全開というアチチな作品。
約6年ぶりのアルバム。ニューウェイヴやハウス、テクノなどを中心に、これまでよりもダンス・オリエンテッドな音作りでありつつ、センチメンタルなメロディとリリカルなムードでポップスとしてまとめてしまう力量はさすが。独自性はさらに増した傑作。★
89年に柳家さん喬に入門し、99年にはNHK新人演芸大賞落語部門大賞を受賞、翌年には真打に昇進した柳家喬太郎。若者言葉を巧みに取り入れ、聴きやすい話芸で若者にも人気の彼の十八番「夜の慣用句」を収録。
しっとりとした抒情歌だった前作「あずさ川」に続く、島津悦子のシングル。本作ではデビュー18年目にして初の夫婦唄に挑戦。おだやかで深みのある情緒あふれる楽曲で、さらに円熟味の増した歌唱が楽しめる。