2005年7月発売
モーツァルト:レクイエムモーツァルト:レクイエム
制作・出演
アビ・スメサム / アンドリュー・ステイプルス / オーケストラ・アンサンブル金沢 / ケンブリッジ・クレア・カレッジ合唱団 / ジェイムス・マクヴィニー / ジェイムス・マスタード / ジュリエット・フレーザー / ニコラス・クレーマー絶筆とか冥府からの使者だとか、さすがに最近では、この作品にまつわるそうしたロマンティックでアホらしい神話は、一蹴されるようになった。実によいことである。クレーマーの演奏は、まさにそんな時代にピッタリ。等身大でカジュアルな仕上がりが快い。
ラヴェル:夜のガスパール/カーター:ナイト・ファンタジーズ、2つのダイヴァージョン、90+ラヴェル:夜のガスパール/カーター:ナイト・ファンタジーズ、2つのダイヴァージョン、90+
エマールは現代でも最も先鋭的なピアニストだろう。こと現代音楽に関してはこの人の右に出る者はいない。エリオット・カーターの難曲もやすやすとしかも叙情的にさえ聴こえさせる。「夜のガスパール」で見せる大胆で小粋な表現など心憎いまでの余裕を感じさせる。
MR.A-ZMR.A-Z
極上のメロディ・ラインと天才的なソングライティング能力で人気を集める新世代シンガー・ソングライター、ジェイソン・ムラーズの2ndアルバム。レゲエやジャズなど、幅広い音楽性をポップに聴かせる。
ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カムア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム
カニエ・ウェスト、ラファエル・サディークら新旧のプロデュース巧者を迎えて、歌える新人としての存在感を硬軟両面でアピール。サム・クック、オーティス・レディングの名唱で知られる(14)を終盤に持ってくるあたりに自信のほどが。重量級のデビュー作。
花火花火
熱いライヴ・パフォーマンスで若者から中高年までの共感を得ている太陽族が、インディーズ時代にリリースしたミニ・アルバム。ライヴで大合唱となる「どこまでも」や「誇り」などのアグレッシヴな5曲に加え、ハイロウズの白井幹夫をキーボードに迎えた初のバラードも。
The Very Best of the Golden Fuckin'Greatest Hits Platinum Self Cover Album1987-1992The Very Best of the Golden Fuckin'Greatest Hits Platinum Self Cover Album1987-1992
The Very Best of the Golden Fuckin'Greatest Hits Platinum Self Cover Album1993-1995The Very Best of the Golden Fuckin'Greatest Hits Platinum Self Cover Album1993-1995
中沢家の人々 完全版中沢家の人々 完全版
落語は人間の業を描くものというが、新作でそれをやってのけたのだから凄い。寄席やテレビでは時間の制約からショート・ヴァージョンだが、本作は65分超の掛け値なしの完全版。古き良き東京弁の歯切れの良さ、間の見事さ、これが本物の東京落語です。★