2005年9月発売
EMI CLASSICS 決定盤 1300 171::ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番「皇帝」 合唱幻想曲EMI CLASSICS 決定盤 1300 171::ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第5番「皇帝」 合唱幻想曲
後期ロマン派的視点から捉えたスケールの大きい表現である。クレンペラーの指揮する荘厳かつ重厚なオーケストラを相手に、若きバレンボイムも敢然と鍵盤で立ち向かい一歩も引けをとらない。「皇帝」という俗称が実にふさわしい堂々たる威厳に満ちた演奏である。
EMI CLASSICS 決定盤 1300 175::ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第1番&第2番EMI CLASSICS 決定盤 1300 175::ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第1番&第2番
アルバン・ベルクSQの第1回目の全曲録音のひとつ。初期の作品ながら、後期の作品と同じようなスケール感を持った、力の入った演奏。骨格の太さと緻密さと歌心が絶妙なバランスを保っている。
EMI CLASSICS 決定盤 1300 176::ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第3番&第4番EMI CLASSICS 決定盤 1300 176::ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第3番&第4番
最初の全集からの1枚。2度目のライヴ録音とは若干違い、高揚感は少し抑えられているが、情と知のバランスは、かえって勝っている。初期作品を、これだけ緊張感と迫力をもって演奏している例は少ない。
EMI CLASSICS 決定盤 1300 178::ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第7番「ラズモフスキー第1番」 第8番「ラズモフスキー第2番」EMI CLASSICS 決定盤 1300 178::ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 第7番「ラズモフスキー第1番」 第8番「ラズモフスキー第2番」
室内楽を、それまでのやや近寄り難い通向きの渋いイメージから鮮やかに解き放ったのが、このアルバン・ベルクSQかもしれない。とにかくその演奏は、驚くほどにアグレッシヴであり、技術の冴え、スピード感、大胆な表現意欲など、まさに現代のSQの規範。
逝ける王女のためのパヴァーヌ/夜のガスパール/水の戯れ/クープランの墓/古風なメヌエット [ラヴェル:ピアノ名曲選]逝ける王女のためのパヴァーヌ/夜のガスパール/水の戯れ/クープランの墓/古風なメヌエット [ラヴェル:ピアノ名曲選]
ブルーノート・トリップ2::DJマエストロ Saturday Night〜Sunday Morningブルーノート・トリップ2::DJマエストロ Saturday Night〜Sunday Morning
SCREAMING FOR THE TRUTHSCREAMING FOR THE TRUTH
関西の5人組のラウド・ロック・バンドが、インデヴィジュアル・レコードで99年に発表した1stアルバム。ハードコアとメタルの垣根を壊して伝説となった、重く切れ味のいいサウンドが魅力だ。
荒海挽歌 C/W 春夏秋冬・愛の花荒海挽歌 C/W 春夏秋冬・愛の花
北海道出身の若手演歌歌手・正木はじめのデビュー・シングル。地元後援会の強力なバックアップを得ての東京進出第1弾だ。彼の甘くソフトなヴォーカルと、ダイナミックな歌唱力が楽しめる1枚だ。
Fly High/Moonlight ShadowFly High/Moonlight Shadow
約2年ぶりのアルバム『elan』からの先行シングル。伸びやかなハイ・トーン・ヴォイスで颯爽に聴かせるポップなハード・チューンの(1)、じっくりと聴かせる透明感のある歌声が魅力的な(2)、軽快なテンポ感とグルーヴを併せ持つ(3)。名シンガーらしい安定感だ。