2006年11月発売
イギリスを代表する名フィドラーが72年に発表した初ソロ作。フィドルやアコギでの弾き語りで構成した簡素な作品は、プロコル・ハルムのカヴァー(5)など、選曲や編曲でのさりげない冒険も聴きどころ。実直で少し鼻にかかった歌声が、かぐわしき土の香りを漂わせている。
1974年発表の2ndアルバム。英国フォーク・ロック・グループ特有の豊かなハーモニーで知られる彼らが、弦楽器の魅力的なアレンジとコーラス・ワークとの絶妙な絡みを披露している。
トランスアトランティックから1975年に発表された3rdアルバム。ドラマーが加入し、ロック色の強い厚みのあるサウンドが生まれている。熟練の域に達したアンサンブルとハーモニーも見事だ。
1976年に発表された最終作。惜しまれつつも解散を決定した彼らが、前作の延長線上にある珠玉のフォーク・ロック・アンサンブルを全編で披露し、華々しくラストを飾っている。
キュート&セクシーなR&B界のポップ・プリンセス、クリスティーナ・ミリアンの初のベスト・アルバム。3枚のオリジナル・アルバムからのシングル・ヒットを中心に、これまでの輝ける軌跡を完全網羅する。
ドクター・ドレー、50セントの全面バックアップを受け鮮烈なデビューを果たしながらも、その50セントと全面抗争(ビーフ)を展開し、シーンを震撼させたザ・ゲームの2ndアルバム。クールかつアグレッシヴなヒップホップが楽しめる。
制作・出演
アンナ・ネトレプコ / イリヤ・バンニク / ウラジーミル・モローズ / ズラータ・ブルイチェワ / チャイコフスキー / ドミトリー・ヴォロパーエフ / マリインスキー劇場合唱団 / マリインスキー劇場管弦楽団 / ワレリー・ゲルギエフネトレプコが恩人ゲルギエフとともに録音したロシア音楽。彼女の少しウェットな歌声はロシア語とよく合う。珍しい曲も興味深いが、やはり彼女の世界進出のきっかけとなった「戦争と平和」や長大な「エフゲニー・オネーギン」の手紙の場が聴きもの。
シンセサイザーの導入で従来のイメージを一新させた、81年発表の4thアルバム。アルバム・タイトルをコンセプトにしたトータリティのある作品で、レゲエ色を極力抑えたタイトな演奏も素晴らしい一枚だ。
前作からわずか3ヵ月後、1968年10月に発表された2ndアルバム。前作の延長線にある作品で、アコースティック・ギターとパーカッションによる不思議な世界が堪能できる、味わい深い一枚だ。
エイジアに行ってしまったカール・パーマーに替わり、コージー・パウエルを迎えて制作された唯一のアルバム。キャッチーなサウンドも導入したプログレッシヴ・ロックが展開されている。