2006年12月21日発売
コルトレーン・グループ出身のジャズメンがスピルチュアルな世界を体現した、82年ヴァン・ゲルダー・スタジオ録音作品。エルビン・ジョーンズとマッコイ・タイナーを中心に、サンダースのテナーも好演をみせる。
ウィルソンの再来日時のライヴ・セッションを収録したアルバム。洗練されたタッチのピアノとしだいに熱を帯びてくる北村のクラリネットが、独特の温かな世界を構築。選曲も絶妙にニクイ。
月刊『コミックアフタヌーン』連載マンガを原作とする、UHF系TVアニメのオープニング主題歌シングル。「マイペース大王」に引き続き、“萬Z(量産型)”の名でも活動するアーティスト・manzoが手がけた注目のナンバーだ。
人気アニメ声優のサード・アルバムは、タイアップがアニメ『舞ー乙HiME』オープニング曲(10)のみという、オリジナル楽曲を中心とした意欲作。タイトル曲(1)をはじめ、ストリングスが利いた瑞々しいサウンドに伸びやかでキュートなヴォーカルが映える好作だ。
制作・出演
エッダ・モーザー / クルト・マズア / ベートーヴェン / ペーター・シュライヤー / ライプツィヒ・ゲヴァントハウス合唱団 / ライプツィヒ・ゲヴァントハウス少年少女合唱団 / ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 / ローズマリー・ラング発売元
キングレコード株式会社マズア2度目の録音で、81年秋の新装となったゲヴァントハウスのこけら落しの際のライヴを収録。記念的演奏にありがちな熱く燃える演奏ではなく、マズアの冷静で統率の取れた濃密な演奏が繰り広げられている。
ブロムシュテットの初となる「英雄」。シュターツカペレ・ドレスデンの首席指揮者に就任して、1年目の録音だ。きわめてオーソドックスで端正な演奏に確かな安定が感じられ、オーケストラの響きもドイツの伝統的な響きを聴かせている。
オーストリア生まれで、指揮をC.クラウスに支持するスウィートナーの、本領発揮ともいうべきウインナワルツ集。ことさら旋律を磨き上げたりはしていないが、楽しげに指揮をしているさまが伝わってくる。
ケンペの死の4ヵ月ほど前の録音。古巣のシュターツカペレ・ドレスデンを指揮しての、近代作品2作を取り上げている。誠実で手堅い、ケンペならではの演奏が印象的。特にブリテンが美しい。
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キングレコード株式会社ケーゲルの精緻で透徹したスコア・リーディングが、よく現われている演奏。一連のストラヴィンスキー録音の中でも秀逸な演奏として、高く評価された1枚だ。ストラヴィンスキーの豊かなサウンドを、無駄なく再現している。
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キングレコード株式会社最高の音で楽しむために!
洗練された響きで編曲されているとはいえ、ムソルグスキーの特異な才能を見事に表出し尽くしたマルケヴィッチの演奏は、強く印象に残る。ゲヴァントハウスを掌握した、マルケヴィッチの爽快な演奏が楽しめる。
演奏も選曲も渋くて通好みというイメージのある“ドイツ・シャルプラッテン”レーベル。だが、内容のある充実した演奏が多く、クラシックを素直な気持ちで楽しみたい人にはうってつけ。ディッタースドルフとフランセを加えた選曲は、ハープの魅力を聴かせる心憎いもの。