2006年2月発売
アンコール・ピース集だが、どの曲もワイセンベルクは手を抜かず、キリッと仕上げていて、決してイージー・リスニング的な甘さに陥っていない。むしろ硬質な肌触りで、各曲の佇まいは実に端正。
21世紀に入ってからも、きわめて質の高いアルバムを出している山下の久しぶりの録音。どんな小品といえども、作品の持つ美しさと魅力を徹底的に引き出す山下の演奏は、多くの音楽ファンを魅了するだろう。
文学的&カルト的な歌詞と、初期のブラッス・サバスを思わせるヘヴィ・ロックで独自の世界を構築している人間椅子の通算13作目。古典的な言い回し、演劇的&おどろおどろしいヴォーカル、卓抜した演奏力は健在。時代に媚びず変わらない良さがここにある。★
ソウルフルなリズムと、美しいメロディでクオリティの高いポップスを作り上げてきたNONA REEVESの、9枚目となるオリジナル・アルバム。タイトルのアイディアは彼らが敬愛するアイズレー・ブラザーズの名盤『3+3』から。先行シングル「ラヴ・アライヴ」ほか、珠玉のメロディが揃っている。
結成25周年を迎えたラウドネスの二井原(vo)、17年ぶりのソロ作。ブラック・サバス、DIOのヴィニー・アピス(ds)、ドッケン、DIOのジェフ・ピルソン(b)らを迎え、ポップなハード・ロック、ファンクなど、ソロ作ならではの多彩なアレンジで新たな魅力を発揮した力作。
独自のポップ感と、リスペクトしているブラジリアン・ミュージックを融合させた、軽快で深みのあるサウンドを確立させてきた男女ユニット、beretの、レーベルの枠を越え編纂されたベスト・アルバム。
1stシングル「I WILL GET YOUR KISS」から「セルの恋」までの全シングルのほか、ファンから根強い人気のある新旧15曲を収録したベスト・アルバム。
ポーランドの若き怪物ディキャピテイテッドが、通算5作目にして日本進出。獰猛にブルータルに攻めまくる怒涛のデス・メタル・サウンドが聴く者の五感すべてに響く、エクストリーム・メタルの決定版。