2006年3月22日発売
シューベルトの三大歌曲集の録音で高い評価を受けたゲルハーヘル。ここでは比較的知られていない歌曲を歌っている。よく計算された、大胆かつ緻密な表現が見事。フーバーのピアノ演奏も素晴らしい。息の合った二人のアンサンブルが聴きものだ。
テツラフが、高度な技術に裏打ちされたとても個性的な演奏を繰り広げている。非常にアグレッシヴでテンポも速い。独自のカデンツァや即興的なフレーズなど、さまざまなところで驚かされる。ジンマン&チューリヒ・トーンハレ管の演奏もとても新鮮だ。
刑事ドラマ・ファンにはたまらないテーマ曲コンピレーション。『大都会』や『西部警察』、『はぐれ刑事純情派』といった名シリーズのテーマ曲を中心に、オーケストラものからヴォーカル曲まで幅広く収録。
最後の12曲「ザロモン・セット」を4CDに収めたお買い得好企画。クイケンとそのバンドがヴァージンからDHMへ、いわば里帰りと呼べる移籍を果たした時期の録音で、彼ら独特の奏法が生み出す弦楽アンサンブルの響きがベストと言える演奏を生んだ。★
BUMP OF CHICKENの藤原基央による、ナムコの『TALES OF THE ABYSS』のゲーム音楽。BUMP OF CHICKENの世界とはまたひと味違う、インスト音楽の世界が楽しめる。また主題歌「カルマ」は、BUMP OF CHICKENが全面参加。
全米でも高い評価を得ている実力派キーボード奏者のベスト・セクション。パイオニアLDCからリリースされた3枚のアルバムからの選曲で、ニューエイジ・ミュージックにも通じる幻想的な楽曲を楽しめる。
92年のデビューから2001年までの代表曲をリマスタリングして収録した米倉利紀のベスト・アルバム。未発表曲「I'm in trouble」(「モノクロームトラブル」の英語ヴァージョン)も収録している。
ギタリストとしてだけでなく、ヴォーカリスト、コンポーザーとしても活躍するプレイヤーのアルバム。メロディアスなインスト曲はもとよりヴォーカル、スキャットとギターのユニゾンなど多彩な楽曲が楽しめる。