2006年6月発売
ハイドンに触発されて書き、ハイドンへ献呈したモーツァルトの時代を先取りした傑作群の、ジュリアードSQ2度目の録音。持ち前の精緻精妙なアンサンブルに加えて、深い音楽性が絶賛された名演。
録音史上名高いブダペストSQとトランプラーによる全集。いまだにその価値は、いささかも減じてはいない。現代的な高い機能性を備えた合奏能力と、伝統的な音楽の香りとが渾然一体となった名盤。
モーツァルト・イヤーに久しぶりに再発されたカザルスのモーツァルト。時代を感じさせるロマンティックな表現法だが、見事にモーツァルトの本質を抉り取った演奏として、熱烈な評価を得ている演奏だ。
日野皓正のレギュラー・クインテットによるオリジナル・アルバム。ジョビンの(1)、オーネットの(3)などのスタンダードとオリジナル曲を収録。日野が時間をかけて作り上げたバンド・サウンドの集大成的な作品として捉えることができる。濃厚なジャズの香りがある。
制作・出演
ウイントン・マルサリス / ウェス・アンダーソン / ウォルター・ブランディング / エリック・リード / ハーリン・ライリー / レジナルド・ヴィール / ワイクリフ・ゴードン / ヴィクター・ゴーインズウイントンの人気シリーズ、スタンダード・タイム第4弾では、セロニアス・モンクを取り上げている。お馴染みの有名曲を気負いなく心地よくスウィングするプレイが爽快。まさしく名盤。
天才トランペッター、ウイントン・マルサリスの大ヒット・シリーズ『スタンダード・タイム』の第3弾は、父エリス・マルサリス(ピアノ)との見事なコラボレーションによる珠玉のスタンダード集。
NYのコンサート・ホールでの97年録音。とても綺麗に録れていて雑味のないライヴ盤。ウイントンのトランペットは音の張りとフレーズ、コントロールが完璧で文句のつけようがない。総勢50人弱のオーケストラが一丸となった演奏は鳥肌もの。
天才トランペッター、ウイントン・マルサリスの衝撃シリーズ第3弾。トッド・ウィリアムス、マーカス・ロバーツ、ウェス・アンダーソンらのメンツで、ジャズの未来を予見した話題作。
2006年、W杯に向けて発売された企画アルバムだが、発売直後に日本はあっさり敗退。さらに、2週間とたたず中田ヒデが引退表明と、落胆するファンへの慰めの一枚(?)となってしまった。宮本の選曲は、はからずもしっとり系の作品ばかりで、ちょうど良かったか。