2006年7月発売
AORブームの幕を引いた83年発表の2ndアルバム。哀愁のハイトーン・ヴォーカルが再び顔を見せ、完成度の高いAORサウンドを聴かせてくれる。甘くそれでいて素朴な味がいい。
UAがカヴァーしたことでも知られる「アントニオの歌」を収録したマイケル・フランクスの代表的名盤。マイケル・ブレッカーやクルセイダーズが参加し、AORの範疇には収まりきらない繊細なサウンドを聴かせている。
AORの隠れ名盤として聴き継がれているウィルソン・ブラザーズの代表作。スティーヴ・ルカサーによる官能的なギターなど、バックの聴き所も満載。去り行く夏の情景を切なく綴った「ライク・イエスタデイ」は名曲!
伝説のバンド、FULLMOONのメンバーだったニール・ラーセンとバジー・フェイトンがメインで結成。抜群のテクニックに裏打ちされたサウンドは、ジャンルを超越し、各方面から絶賛された。80年作品。
スライド・ギターとスモーキー・ヴォイスが奏でる極上の英国産AOR。ブルージィな大人のロックが、聴く者に鮮烈なイメージを与え、味わい深いメロディとビター・ヴォイスが冴えわたる86年作品。
ヒット曲[1](1)、話題の[2](14)、映画『嫌われ松子の一生』テーマ・ソング[2](11)を含む、珠玉のコンプリート・ベスト2枚組全28曲。デビューから10年。惚れ惚れする完成度の高さと充溢感、タイミング。まさにポップスの神様に祝福された誉れの一枚!★
テキサス産3ピース・バンドのセカンド作。デビュー作から漂う彼らのふてぶてしくもある壮大なスケール感は本作でも健在。(3)のようにポップなメロディを持ちつつ、アレンジはクラクラするほどスペイシーでサイケなもの。第2作にしてこの練られた完成度は驚きだ。
『キープ・ザ・フェイス』に続く、バッド・ボーイ・レーベルのディーヴァによる2001年発表の3rdアルバム。前夫であるノトーリアスB.I.G.のサンプリングなども聴ける人気作。
プリンスに続いてジェイムス・ブラントのオープニング・アクトも務めたという女性シンガー・ソングライターの2作目。ソウル(7)、フォーキー(3)の塩梅がいかにも今時だが、ノラ・ジョーンズなど先達の影がもろにちらつく曲も。器用貧乏さの払拭が課題かも。
米人気ヒップホップ・グループ、ジュラシック5のキーマンだったDJ/プロデューサーの、脱退後1年半あまりを経てついに放たれた待望の初ソロ作。次から次へと繰り出して魅せる異なるサウンド/音世界に、彼の豊かさを再認識。現地の人と共演したサンパウロ録音も注目。
2006年初となるシングルのリリース。前作「のうぜんかつら」に続いて山元隆二との共作。彼女独特の音世界は今回も変わらず、甘く切ないバラードをしっとりと描く。懐かしいところで81年の鹿取洋子のカヴァー「ゴーイン・バック・トゥ・チャイナ」を収録。