2006年7月発売
ディシプリン・クリムゾンの最終作となる84年発表作品。ポップとインプロヴィゼーションが半々に収録されているが、未発表アルバム的な匂いもアリ。「太陽と戦慄」シリーズのパート3を収録。
御大2年ぶりのオリジナル・アルバム。TOOLとのツアーの影響か、これまでで一番ヘヴィなサウンドが聴ける。プログレ・ファンはもちろん、モダン・ヘヴィネス系好きも必聴の1枚だ。
TOTO、シカゴ、エアプレイのシンガーが名を連ねたア・カペラ・グループのベスト。過去2作品で発表したカヴァー曲に加え、初CD化となる日本でのインストア・ライヴ音源(11)(12)を収録。“あのギター・ソロ”を歌唱で完コピした(9)など、歌唱で再現された楽器パートも秀逸。
DRIVE-THRUきってのエモ・ロック・バンド“ジ・アーリー・ノベンバー”の2ndアルバムは、フル・ヴォリュームの3枚組。叙情性と歌心、ハイセンスなメロディ展開が随所に張り巡らされた作品だ。
2005年にバンド名をVIBEDREDに改名したレゲエ・ダブ・パンク・バンドの1stアルバム。CAFFEINE BOMB ORGANICSレーベルからリリース第1弾となる今作は、メンバー同士が凌ぎを削って生み出したセンセーショナルなナンバーを多数収録。
ロスのベニスビーチを本拠に活躍する兄弟、従兄弟からなる4人組、ベニスのベスト盤。メンバーのキップ・レノンは日本ではCF曲がヒット、クロスビーのレコーディングにも参加しているので知られた存在。ジャクソン・ブラウンとの共演曲がイイ!
日本のアシッド・テクノ・シーンの第一人者DJで、いくつものUKレーベルから作品を発表するなど海外からの支持も高いK.N.によるミックスCD。自己名義曲をはじめ、いくつものレーベル曲を自由に並べ、暗黒と喧騒の彼方の先に突き進んでいくような流れを作りだす。
OEKによる充実の最新録音が1,050〜1,500円で買える画期的なシリーズ。渋めの選曲が憎い。今回も録音の少ないメンデルスゾーンの協奏曲が音楽ファンの心をくすぐる。演奏機会の少ないのが不思議なチャーミングな作品が美しく蘇った。溌溂とした「プラハ」も楽しい。
“腐っても鯛”はやや不適切か。とはいえ怪傑ゲルギエフたちの活躍の陰にすっかり隠れてしまった感が強い旧名門が、健在であることを十全に確認できる嬉しい一枚。さらにバーミンガムとサンクト・ペテルブルクの両ホールの響きを聴き比べる楽しみも。