2006年7月発売
フェイスフリーフェイスフリー
『キープ・ザ・フェイス』に続く、バッド・ボーイ・レーベルのディーヴァによる2001年発表の3rdアルバム。前夫であるノトーリアスB.I.G.のサンプリングなども聴ける人気作。
バード・オン・ア・ワイヤーバード・オン・ア・ワイヤー
プリンスに続いてジェイムス・ブラントのオープニング・アクトも務めたという女性シンガー・ソングライターの2作目。ソウル(7)、フォーキー(3)の塩梅がいかにも今時だが、ノラ・ジョーンズなど先達の影がもろにちらつく曲も。器用貧乏さの払拭が課題かも。
オーディエンシズ・リスニングオーディエンシズ・リスニング
米人気ヒップホップ・グループ、ジュラシック5のキーマンだったDJ/プロデューサーの、脱退後1年半あまりを経てついに放たれた待望の初ソロ作。次から次へと繰り出して魅せる異なるサウンド/音世界に、彼の豊かさを再認識。現地の人と共演したサンパウロ録音も注目。
ブリテン:シンフォニア・ダ・レクイエム 歌劇「ピーター・グライムズ」より4つの海の間奏曲&パッサカリアブリテン:シンフォニア・ダ・レクイエム 歌劇「ピーター・グライムズ」より4つの海の間奏曲&パッサカリア
TEXASTEXAS
2006年初となるシングルのリリース。前作「のうぜんかつら」に続いて山元隆二との共作。彼女独特の音世界は今回も変わらず、甘く切ないバラードをしっとりと描く。懐かしいところで81年の鹿取洋子のカヴァー「ゴーイン・バック・トゥ・チャイナ」を収録。
オレンジオレンジ
札幌出身のギター・ロック・トリオのメジャー移籍第3弾となる6曲入りミニ。豪快な直球ロックンロールとシャウト・ヴォーカルからサンボマスターやエレカシと比較されることも多い彼らだが、エネルギッシュななかにも心の機微を捉えた歌が高揚感を煽る演奏は爽快だ。