2006年7月発売
エレック・レコード復刻シリーズの1枚。『光と影』リリース後の泉谷しげると、五つの赤い風船のリーダー、西岡たかしの2人によるLP2枚組が初CD化。両方に中川イサトがバックで参加している。
伝説のグループ、ピピ&コットのメンバーであったケメこと佐藤公彦の1974年発表作品を初CD化。彼の全盛期を支えたラジオ番組『Oh!シンディ』で毎回オンエアされていた「あの太陽もっと幸あれ」などを収録。
甘いマスクとイノセントな歌世界で、女性を中心に高い人気を誇ったケメこと佐藤公彦の1974年発表作品を初CD化。「白いカーネーション」「この部屋から」といった楽曲を中心に、アメリカ帰りの新たな一面が窺える1枚だ。
よくも悪くも、丁寧にプロデュースされた完成度の高さが特徴だった前作とは一変し、泥臭いバンド・サウンドに命を賭けたメジャー3作目。青春パンクのイメージから抜け出し、“人として”大事な喜怒哀楽のすべてを、キレのいい音に乗せてまっすぐ歌う姿は凛々しい。
スケーター・ファンにはもちろん、音楽ファンにもお馴染みのトミー・ゲレロの3年ぶりとなる4thアルバム。これまでの路線をさらに推し進め、より重厚になったグルーヴと心地良いギター・サウンドが聴ける。
高橋孝博のソロ・ユニットの、メジャー第1弾シングル。ブレイクビーツとラップとポップなメロディとロック的ダイナミズムが、無理なく同居しているパーティ・チューン。リリカルなインストもいい味。絶妙なポップ・センスの持ち主だ。
元SPEEDのhiroによるジャズ・プロジェクトの2ndアルバム。今作はボサ・ノヴァやラテン・ナンバーを中心に、生バンド編成とクラブ風トラックをバランス良くコンパイル。彼女のアダルトな歌を堪能できる。
これまでパンチの利いたベートーヴェン演奏を聴かせてきた、金聖響とオーケストラ・アンサンブル金沢。今回の演奏は、「田園」という作品の持ち味のためか、果敢な攻撃性よりも、きめ細かなニュアンス付けと自然な音楽の流れが特徴だ。オケも好演。
俊英、下野の実質的なデビュー盤。朝比奈によってブルックナーの響きが染みついているオーケストラを、若々しく清心、ていねいで上品な響きにまとめている。やや守りに徹した表現ではあるが、朝比奈とは異なった路線であり、後続への期待もふくらんでくる。
NTVの人気番組『世界一受けたい授業』で好評だったクラシックの企画をアルバム化。明るくユニークなキャラの青島広志の明解な指揮と、楽しく読みやすい解説が付いているので、モーツァルトに親しみたいと思う人にはぴったり。このノリでほかの作曲家のも作ってほしい。
このところ数多くのコラボを行なっているm-floが、プロデュースやフィーチャリングなどさまざまな形で参加した楽曲のベストを[1]に、m-floクラシックやそのほかの楽曲を[2]に収録。m-floの幅の広さと同時に誰とコラボしてもm-floになる個性も再確認するベスト。
サマーソニック'06にも出演した、英国シェフィールドの4人組による、2004年発売の1作目。“モグワイ・ミーツ・エイフェックス・ツイン”などと形容されるとおり、ドラムンベースのニュアンスも含む性急なビートと、洪水のように押し寄せる轟音ギターで圧倒する。