2006年8月23日発売
ホルスト:『惑星』ホルスト:『惑星』
冥王星には気の毒なことをした。2006年に太陽系の惑星から降格になってしまったから。ホルストはもともと冥王星を書いていないが、この盤ではマシューズ作の「冥王星」が追加されている。レア・アイテムになりそう。ラトルの演奏はキメ細かで繊細だ。
EMI CLASSICS決定盤 1300 350::マーラー:交響曲 第2番「復活」EMI CLASSICS決定盤 1300 350::マーラー:交響曲 第2番「復活」
晩年のクレンペラー特有の遅いテンポではなく、いくぶん速めの揺るぎないテンポによって中低音のサウンドを充実させた、がっちりとした構築性が出色。マーラーの本質に一直線に迫る気概がみなぎっている。シュワルツコップも合唱陣も充実。
EMI CLASSICS決定盤 1300 351::マーラー:交響曲「大地の歌」EMI CLASSICS決定盤 1300 351::マーラー:交響曲「大地の歌」
名演として高く評価されることも多い「大地の歌」。遅めのテンポによりロマンティシズムとモダニズムが一体となった、クレンペラーならではの演奏。特に、ヴンダーリヒとルートヴィヒの名唱が印象的。
EMI CLASSICS決定盤 1300 353::ショパン:ポロネーズ集EMI CLASSICS決定盤 1300 353::ショパン:ポロネーズ集
コルトーの弟子で、ピアノの詩人といわれたフランソワの晩年の演奏。インスピレーションの輝きはわずかに失ってきてはいるが、豊かな感興に満ちた独特のフランソワ節は健在で、他に類を見ない詩情が漂う。