2006年8月発売
比較的珍しい編成である三重奏の近現代作品が聴けるのは嬉しい。なかでもクルタークの凝縮されたスコアが神経質に陥ることなく高い精度で表現されており、この団体に捧げられたマトゥス作品とともに特にお薦めしたい。2曲の二重奏曲では、エネスコがより充実している。
イギリスのエンデリオン四重奏団によるベートーヴェン・シリーズの第3弾。オリジナルの「大フーガ」を終楽章に置き、現行の終楽章も最後に収める。ベテラン・クァルテットらしい味のある演奏だ。最新の研究に基づく楽譜を使用している。
小山田圭吾、久しぶりのシングルである。なんと5年ぶり。(2)はボーダフォンのCMでがんがん流れてたので、その“とんがりぶり”をすでに耳にしている人も多い思うが、表題曲は素朴なメロディに乗せて“We Need Music”とささやきかけるポップ・ソングだ。
90年代にクラプトンが果たしためざましい成功の原点でもある80年代の演奏を、デジタル・リマスタリング化。ライ・クーダーら最高峰ギタリストが参加した、聴き応えたっぷりの名盤だ。
フィル・コリンズをプロデューサーに迎えた、85年の通算9作目のアルバム。ネイザン・イーストらとの運命的出会いを果たした80年代の最も重要な作品を、デジタル・リマスタリング化。
91年の2月から3月にかけてロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで、4セット・チェンジで24日間行なわれたライヴのベスト・テイクを収録した91年発表作品。熱いライヴが堪能できる。
世界最強のロック・バンド、レッド・ホット・チリ・ペッパーズの、世界中を席巻した2枚組アルバム『ステイディアム・アーケイディアム』からの2ndシングル。アルバム未収録の2曲も収録。
ジャパニーズ・ラッパー、DELIのデビューから現在までの6年間をまとめた2枚組ベスト盤。ハイ・トーンでライムを連射する初期、メロディも重視する近年、遊び心あるリリックなど、DELIの魅力がたっぷり。新曲や隠れた名曲などレア・トラックも多数収録。